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『ソー:ラブ&サンダー』初回鑑賞後の感想

本日公開の『ソー:ラブ&サンダー』を早速IMAX3Dにて鑑賞した。映画館で3D版を観るのも久々のような気がする。

さて、早速鑑賞してみて感じた結論からいうと、膨大な情報量と、メインキャラクター、ヴィラン含め登場人物達の物語や行動によって湧き上がる様々な感情の奔流に圧倒された二時間だった。

まだ、落ち着いてレビューする段階にはないので、あくまでも現段階では感想という形にしようと思う。複数回鑑賞した頃に、再び改めてレビューという形でまとめてみたいと思う。

しかし、エモーショナルな映画体験だった。ゴアの悲しくも恐ろしいオリジンや行動、その陰謀を止めることになるソーやメインキャラクター達が巻き起こす、可笑しくもエキサイティングな言動や旅がノンストップで我々を楽しませてくれる。

前作、『ソー:ラグナロク』とは違った形でのアプローチでゴーグやヴァルキリーなど登場したキャラクター達もより深く掘り下げられている。

また、ソー自身の葛藤や迷い、そこから彼が何に大切なものや愛を見出すかをしっかりと描いていたのが、とても良かった。

その道標になるのが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとの交流や会話であったり、本作にマイティ・ソーとしてカムバックしたジェーンとの関係性や物語だ。本作の中でも大切なピースで不可欠なものであるし、とても素晴らしい化学反応を生み出していたと思う。

ゴアを演じる、クリスチャン・ベイルの恐ろしくも繊細で儚いお芝居は圧巻であったし、ラッセル・クロウのゼウスのシーンは新鮮な驚きを感じた。ゲストの実力派の役者さん達のお芝居も本作を楽しむ上で大きな要素だろう。

その舵取りを見事なバランスで形にしたタイカ・ワイティティ監督には、また一本いい意味で取られてしまった。本当に彼が撮る作品には驚かされるばかりである。今や世界で最も忙しい監督のうちの一人であろう、タイカ監督の次回作がとても楽しみである。

思いついたことを書き殴った形にはなってしまったが、今回はこの辺にしておこうと思う。二回目を早々に観に行く予定なので、それを踏まえて諸々整理したい。

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