見出し画像

「MX4D」 私の好きな言葉です

遂に本日から『シン・ウルトラマン』は、4DX、MX4D、DolbyCinemaでの上映がスタートした。元々、初日からこれらのバージョンも上映がスタートするものかなと思っていたので、初日にアナウンスされなかったことには、少し驚いた。

しかしながら、映画もウルトラマンシリーズとしては大ヒットをしている中、話題を呼んでいる中で、今回のように解禁になるというのも良いのかもしれない。

また、自分は、『シン・ウルトラマン』を既に三回観ている故に、ストーリーや展開はしっかりと頭に叩き込まれている為に、タイミング的にはベストだなと感じた。私のようにリピート鑑賞している人が多いタイミングでというのも上手い。

さて、我が山形県には残念ながらDolbyCinemaと4DXは無いので、MX4Dにて鑑賞。

結論からいうと、実に素晴らしかったし、この作品とは相性がいいように思われる。

冒頭にウルトラQの怪獣達が次々と登場する所から、振動や風が効果的に使われていて、直ぐに4Dならではの効果を感じることが出来た。

作中には、ネロンガ、ガボラ、ザラブ、メフィラス、そしてゼットンという禍威獣、外星人、いわば破壊装置が登場し、ウルトラマンと対峙する。

個人的に、とてもMX4Dならではの良さを感じたのは二戦目にあたるガボラとの戦いである。

このガボラが、山を切り崩して突然ウルトラマンに飛び掛かってくる時の振動と揺れが、この怪獣の脅威を感じさせてくれる。

そして、このガボラは、特にトリッキーで、兵器や、エヴァンゲリオンの使徒のような動きをしてくれるので、そんな様々な攻撃パターンを、風や振動、揺れで表現してくれるのが、とても臨場感を与えてくれるし、楽しい。

よって、個人的にMX4Dにおけるベストバウトはガボラ戦だと思う。

また、どうしても動きの軽やかさや、CGの質感の影響で軽く見えてしまうウルトラマンの動きが、従来の着ぐるみで撮ったウルトラマンのように感じるような、振動や揺れの表現が使われていたのは4Dといバージョンだからこそだなと思い、これがウルトラマン映画として、一番4Dを勧めたい理由である。

ネタバレも解禁となり、ますます盛り上がりを見せる『シン・ウルトラマン』。未見の方は勿論、リピートしてみたいという方も一度、4Dバージョンを体感してみるのはいかがだろうか。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?