自分が死んだとき。
僕は飲食の仕事をしています。
先日電話がかかってきて、「お刺身を持ち帰りたいんですが」「貝の盛り合わせで」という問い合わせだった。刺身の持ち帰りは食中毒の原因にもなるためお断りしている。
しかし、食べないという約束で今回ばかりは特別に持って帰ってもらうことになった。
どういうことかというと、
葬儀の棺桶の中に入れたいというお願いだったからである。亡くなられた方は貝の刺身が大好きだった。
僕はそこから考えた。
自分が死んだ時の事を。人はいつ死ぬかわからない。一年後かもしれない。三十年後かもしれない。不幸にも一ヶ月後かもしれない。
その時どんな人達に見送られるのだろう。
残った人達にどんな心を残せるのか。
僕の棺桶の中には何が入れられているのだろう。
葬儀で親族から1人。職場の人から1人。友人から1人。自分について話をしてもらったとしたら、どんな事を、どんな人間だったのかと、伝えてくれるのだろうか?
逆にどんな人間だったと言って欲しいのか?
その答えは人それぞれだと思う。
その答えが自分の幸せの定義なんだと思う。
それを基準に人生を選択していけば、大きく踏み外すことはなくなるんだと思う。
また軌道修正をすることができる。
今の自分がどこにいるのかわかる。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
2018年を振り返るキッカケになったらと思います!☺️
良いお年をお迎えください!
皆さんの日常に笑顔が増えますように。
ARIGATO
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