科学の名著10冊
いわゆる科学の古典的な名著を10冊紹介します。
数式が出てこない本ばかりなので、理系だけでなく文系でも楽しめるはず。
あまりにも有名なので、全て読んだことがある人も多くいると思います。
これらの本はぜひ、理系進学を目指す高校生に読んで欲しい。
というのも、私自身、数学と化学が好きだからという理由だけで化学系の学部を受験し、進学してしまったのですが、
どちらかと言うと物理や生物分野の方が学問的に好きだった事を、後になってから自覚しました。
高校生は進路を決める前に、一度科学の世界をざっと知って欲しい。そして、夢を持って進学して欲しい。
科学的に権威ある本、という観点では無く、本としての有名さにこだわって選びました。
そのため、読みやすい本が多いと思います。
種の起源 チャールズ・ダーウィン
言わずと知れた名著。(この記事には言わずと知れた名著しか登場しないつもり)
上下巻あり、けっこうヘビーなので、漫画版もおすすめです。Kindleで読めます。
沈黙の春 レイチェル・カーソン
世界を震撼させた、環境問題への警告の書。
現代に生きるからこそ読んでおきたい。
ソロモンの指輪 コンラート・ローレンツ
理系文系問わず、動物好きはもちろん、そうでない人も楽しく読める名著。
ご冗談でしょう、ファインマンさん
楽しく読める名著その2。ファインマンの自伝です。
科学者の印象を変える一冊。
フェルマーの最終定理 サイモン・シン
数学者たちのアツい挑戦が描かれています。
ホーキング、宇宙を語る
宇宙について興味を持ったらまず読むべき本。
若干難しいですが、読みやすく書かれています。
不思議の国のトムキンス ジョージ・ガモス
銀行員のトムキンスの目線で書かれている小説。
ゴリゴリの物理学について書かれていますが、非常に面白くて読みやすいです。
ロウソクの科学 ファラデー
実験を通じて、科学の面白さに触れることができる一冊。
量子革命 マンジット・クマール
アインシュタインとボーアの対決から始まり、激動の物理学の時代を丁寧に描写しています。
利己的な遺伝子 リチャード・ドーキンス
若干翻訳の読みにくさはありますが、遺伝子について、生物について、とても考えさせられて面白いです。
その他の科学の名著
あくまで、本としてのインパクトと面白さを重視して選びました。分野の偏りなどもありますが、ぜひこの10冊だけは読んで欲しいです。
最後に科学のブックリスト(のリスト)を載せておきます。
いつも非常に参考にしているとね日記さん