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図書館を使い倒す6つの裏ワザ

独学者なら誰しも通い詰める図書館。

図書館が書籍のお金が節約できるだけの場所だと思っている人は非常にもったいない。新しい本との出会いを助けてくれたり、その他にもたくさんの魅力がある図書館。

今回は、さまざまな地域の図書館に週3回程度通っている私が、普段どのように図書館を使いこなしているか、裏ワザも含めて紹介します。


欲しい本を買う前に、図書館で探す

まずはよく知られたChromeプラグインの紹介。

その本、図書館にあります

Amazonの書籍のページを開くと、自分が登録した図書館にあるかどうかを検索して表示してくれます。

いちいち図書館のページを検索しなくて便利!

一つ難点なのが、2件しか図書館を登録できないこと。

取り寄せなどで地域内すべての図書館から借りられる人にとっては、そのすべての図書館を横断的に検索できないので、いまいちです。

その場合は各自治体の検索機能を使うか、カーリルなどで横断的に探すしかないかなと思います。


レファレンスサービスを活用する

レファレンスカウンターは自分が欲しい本が書庫にある場合だけ使う…そして大抵、書庫の本とは縁がないからレファレンスカウンターとも縁がない、と思っていませんか?

レファレンスカウンターは読みたい本が決まっていない時にこそ本来の力を発揮します。

自分が学びたいと思っている分野について、漠然と質問を投げてみましょう。

例えば私は以前、数学のある分野を学びたいと考えていたときに、レファレンスカウンターで相談しました。教科書のようなものを探していたのですが、それだけでなく、ブルーバックスの棚(新書コーナーだったのでスルーしてしまっていた)に差してあるような入門書から、新旧さまざまな教科書、その分野の発展的な内容、そして読み物系の縦書きの本(数学書を探している場合は大抵横書き)まで紹介してくれました。とても自分では到達できないか、自分一人で探したとしても時間がかかってしまうラインナップです。

今読んでいる本を持っていって、「もっと易しい/発展的な内容の本はありませんか?」と聞くだけでも、とても親切にいろんな回答をくれると思います。

レファレンスカウンターは大きい図書館であるほど便利です。小さい図書館だとせっかく資料を探してもらえても取り寄せとなってしまう場合が多いので。



東京都や川崎市の図書館を活用せよ

あまり知られていないのですが、東京23区のうち、9区では在住等の条件に関わらず利用登録ができます。また、川崎市も同様です。

自分がどこでなら利用登録ができるか、こちらのツールで調べてみるといいと思います!

https://tokyo-toshokan.net/00000600.htm

特に川崎は東西に細いので、東京や横浜からでもどこかしらアクセスが良いところがあります。特に図書館砂漠の横浜市民にとってはとてもありがたい存在。


大学図書館を利用する

大学図書館はその大学の大学生だけでなく、卒業生や提携している別の学校の生徒も使えたり、学校によっては色々な条件で使える場合が多いです。

例えば、東京大学の図書館は基本的に誰でも入館できます。ただし、貸し出しはできません。

大学図書館は規模が比較的大きく、専門性が高い書籍が揃っている場合が多いので、近くに大学がある方はぜひ利用条件を調べてみてください。

相互貸借制度を使う

自分の自治体に借りたい本が無い場合、諦めずにレファレンスカウンターなどに問い合わせてみてください。

自分の自治体以外の図書館から借りるサービスである相互貸借制度を設けている自治体もあります。

他県などから取り寄せるので、かなり時間はかかりますが、高価な本などがどうしても読みたい場合は使うしかありません。

子供名義でたくさん借りる

子供がまだ乳幼児であっても、条件に該当する場合は利用者登録ができます。子供名義で普段の倍借りることは可能です。子供用の絵本を借りたい場合などはついつい多くなってしまうので、とても便利です。



このほかにも裏ワザありましたら、ぜひコメントなどでお寄せください。

それでは良き図書館ライフを。


にゃん


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ねこ先生
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