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本ノじかん【芸人×本!最高のAudible!】

 皆様はオーディオブックを利用したことはあるでしょうか?
 私はAmazon Audibleを利用しています!

 今回はAmazon Audibleの『本ノじかん』という番組をご紹介します!
 これを聴くために、Amazon Audibleを利用していると言っても過言ではありません。


〇『本ノじかん』とは?

吉本興業の本好き芸人3名から成る【第一芸人文芸部】が、本にゆかりのあるゲストと一緒に、本の魅力を語っていくブックバラエティ!

●第一芸人文芸部

・ピース 又吉直樹(編集長)※編集長は数回に1度出演
・ピストジャム
・あわよくば 西木ファビアン勇貫
※敬称略 以下同じ

●概要

・1話:約1時間(2024/3/23 現在:#23まで公開)

ピストジャムと、あわよくば 西木ファビアン勇貫の2人が進行役で、ゲストと本や読書に関するトークを繰り広げます。

・芥川賞作家である編集長の話は大変興味深いし、面白いです!

・「聴く読書」というスタイルなので、ラジオや他のポッドキャストほどわちゃわちゃしていません。掛け合いのバランスがちょうど良いです。

・私はこの番組を聴くまで、進行役のお二人を知らなかったのですが、お二人ともトークが上手で面白いです。そして、本が好きなのが本当によく伝わります!(どちらも執筆しています)

〇ゲストがすごい!

これまで登場した豪華なゲストがこちらです。

●執筆経験があったり、本が好きな芸人

・オズワルド 伊藤俊介
・レインボー ジャンボたかお
・バイク川崎バイク
・サルゴリラ 児玉智洋
・フルーツポンチ 村上健志
・ラランド ニシダ
・しずる 村上
・見取り図 リリー
・ニューヨーク 屋敷
・Aマッソ 加納
・チャンス大城
・アキナ 山名
・笑い飯 哲夫
・ミキ 昴生

お笑い好きからしたら、たまらない面々ですよね。
正直、よくこれだけの売れっ子が毎回登場してくれたなと思います(笑)

●作家

・吉本ばなな(小説家)
・田丸雅智(ショートショート作家)
尾崎世界観(ミュージシャン、小説家)
・浅倉秋成(ミステリー作家)
・ヨシタケシンスケ(絵本作家)

もちろん、すごいのは芸人だけではありません。作家も豪華です!

●トーク

・ゲストの本との向き合い方や、執筆での苦労、裏話などが聴けます!

・芸人さんがめちゃくちゃ本を読んでいてびっくり。最近の有名な本や、受賞作はもちろん、近代文学や海外小説を読む方も多かったです。
「この人がこんな本読んでたの!」という驚きもありました。

・テレビやYouTubeでは見えない、ネタやお笑い以外の、本や読書を通してみた人間性のようなものが垣間見れます。

・作家さんがゲストの回は、執筆する過程やエピソード、なぜ作家を志すに至ったのかなどを根掘り葉掘り聞くことができます。

・自分が読んだことのある作家の作品に対して愛着を持ちましたし、読んだことの無い作家の本も読んでみたいと思いました。

・ゲストの本棚紹介も大変面白いです。
※こちらから本棚や収録風景の写真も見ることができます。


〇企画がすごい!

『本ノじかん』では企画がいくつかあるのですが、私が最も楽しみにしているのが、【リレー小説企画「クチヅタエ」】です!

●リレー小説企画「クチヅタエ」メンバー

・バイク川崎バイク
・しずる 村上純
・ニッポンの社長 辻
・3時のヒロイン 福田麻貴
・レインボー ジャンボたかお

 このメンバーが、リレー形式で1つの小説を完成させます!
 ※全10話:5人×2話ずつ

 なんと、R1グランプリファイナリスト、キングオブコントファイナリスト、TheWチャンピオンが揃っております。

 芸風が全然違う5名が、個性を出しながらバトンをつなぐので、どういう展開になり、終着するのか(しないのか?)とても楽しみです!

 「こういう設定できたか!」、「そうやって繋げるのか~」、「この次の人難しそう(笑)」といった感じで楽しんでいます。

●『壁のないフィナーレ』完結!

 先日の#23でついにリレー小説(タイトル:壁のないフィナーレ)が完結しました!

・ストーリーをどんどん展開させていく人、キャラクターを深掘りし作品に深みを与える人、面白要素多めの人、小説家のような綺麗な文章の人、次の人へのパスを明確に出す人など、各話に芸人さんの個性が表れていました。
同じ人でも1週目と2週目でスタイルが変わっている人もいました。

・正直途中では、「もう中盤なのにまだタイトルの要素出てきてないよ…」「これちゃんと完結できるのか?」と心配になりましたが、バトンはしっかり繋がりました!

・反省会(#23)は5人がどのように執筆していたか、この人のここの部分が印象的だった、グループラインがどんな感じだったかなどを聴けて、非常に面白いです。(この回は大変騒がしいです(笑))

・全ての伏線を拾っているわけではなく未回収な伏線があったり、前の人がどういう意図で書いた材料なのかを後の人が理解していない場面があったりするのも、リレー小説ならではの面白さでした。
これらを知った上で聴き直すと、また違った発見があって面白いかもしれません。

・お笑い芸人は、漫才やコントのネタを作るときに展開やオチを考えるのが日常的なので、物語を創作することと相性が良いと感じました。皆さん本当に多才です。

・人選含めて最高でしたので、何らかの形で続編や順番を変えて違う話を聞いてみたいです。

〇あとがき

 ここまで『本ノじかん』を紹介してきましたが、悲しいことに次週(3/28)#24で最終回だそうです…
 しかし、アーカイブは残るみたいなので、少しでも興味が湧いた方はぜひ聴いてみてください!

 Amazon Audibleは、無料キャンペーンや低額キャンペーンをよくやっているので、お試しで聴いてみるのも大いにアリです!(私も実はキャンペーンを利用しています)

〇関連記事

 大変ありがたいことに、本ノじかんの紹介記事をご本人(あわよくば 西木ファビアン勇貫さん)に紹介していただきました!

前回紹介した『本ノじかん』の紹介記事

こちらでは、紙・電子・オーディオブックによる読書の違いをまとめています。

M-1グランプリに興味がある方はこちらも楽しめると思います!



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