前回は、英語の勉強でしたが、今回は社会人の勉強です。
社会人になってから、冨山和彦氏の書籍を何冊か読んできました。
ビジネスの業界では、会社再建で有名な方です。
「コーポレート・トランフォーメーション」
読んだ本のなかでも、コロナ禍中に読み、私の人生に多大な影響を及ぼした本が「コーポレート・トランフォーメーション」です。
冨山氏の略歴は、以下のとおりです。
日本の会社に対する分析は、さておき、日本人全般の社会人になってからの学習に関し、興味深い記述があったので、私の胸にズブズブ刺さりました♪
最近、「リカレント教育」が話題になっています。
しかし、鋭い方は、
「リカレント教育」を受けて、新たな知識(Knowledge)を獲得しても、第一線で働けるというわけではない!
ことに気づいています。
日本のダメなインテリ
さて、冨山氏は、東京大学法学部在学中に旧司法試験に合格しています。
もちろん同氏の頭の良さはありますが、実は、ひたむきな努力に裏打ちされていることが、以下の記述でわかりました!
確かに、社会人になって周りを見ると、たとえば東大出身の人でも、自己研鑽の努力が一切見られない人もいます。
日本の一流大学卒業生あるあるです (;´Д`)
カイシャとサラリーマンの現状
日本のカイシャの現状を厳しく指摘しています。
さて、日本のカイシャでは、世の中の競技が、野球→サッカーに変化した際に、どのぐらいの40代・50代のサラリーマンが、新しい競技についていけるでしょうか?
日本のカイシャとサラリーマンの現実を描写しています。
新たなスキルセットの必要性
そもそも、日本は、新卒一括採用、年功序列など、個人のスキルを軽視する雇用制度・労働慣習が蔓延ってきました。もちろん、いい面もありましたが、現時点では、使い物にならない無用の産物となっているカイシャも多いでしょう。
何よりも、日本のカイシャで過ごしてきた、サラリーマンの典型的なスキルアセットは、使い物にものにならない、と言っています。
食えないカイシャ人たち
「切なさ」を、次の世代の犠牲を生まないために生かす
このように、手厳しくみえますが、現実を射抜いています。
「2025年日本経済再生戦略 国にも組織にも頼らない力が日本を救う」
学び直し
また、別の書籍には「2025年日本経済再生戦略 国にも組織にも頼らない力が日本を救う」には、学びなおしについて、以下の記述があります。
「45歳定年」での人生設計
人生設計は、一度45歳を区切りにして設計した方が良いというアドバイスがあります。
ちなみに、私、桐島は勝手ながら、人生の区切り(定年)を40歳に設定しています。
日本のカイシャは傾きつつあり、給与は伸び悩み、日本円の価値は下がり続けています。信じる者は、自分、そして自分の能力です。
いよいよ、政府に頼る、カイシャに頼る、サラリーマンとして生きていく、というのが恥ずべき、危険な発想という時代を押し寄せています。
「貧すれば鈍する」です。心まで貧しくならないように、自分、そして自分の能力を信じて、「学び直し」=”Self Transformation”を進めていこうと思います♪