音声詩集/銀の夜 第二夜/五行詩篇
━━━ プロローグ
始まりは銀の夜であった。
男は小高い丘の大樹にもたれる様にして、
白く輝く荘厳な都を見下ろしている。
吐く息は純白に染まり、ただ沈黙と
純真なシルフだけが夜の帷に語りかける。
夜空を見上げれば寂寥の旋律。
天穹では星々が衝突し閃光が迸る。
星辰の欠片が涙の大地に降り注ぐ。
男が気がついた時には、黄金の都は
恍惚の霞に再び包まれていた。
皆さま、如何お過ごしでしょうか?
今回は音声詩集第二夜 銀の夜をと届けして参ります。
昨年からの私のチャレンジ、私の意識の変容で詩の様な散文の様なものを毎日綴る様になりました。
それはイメージが膨らみ(毎回モノクロで数秒の再生後)言葉が私の詩的内的宇宙で生まれ紙に置いてみるという運動です。
綴った詩は単独で朗読配信をしたり、standfmで仲良くさせて頂いております、山ガールzさんとコラボ収録をして配信するなど楽しんで創作を続けております。
詩や詩人とは?というお題にはこれまでも、何度か挑んで参りました。
それは内なる宇宙の内的爆発であり、閃光であり火花としか申し上げることができません。
ポール・ヴァレリーはかつてこの様に書いてございます。
私は詩人ではありませんが、何か内なる渇望、内なる衝動に突き動かされる何かを感じております。自分がこれまでに見ないでおいたこと、言わないでおいたこと、斥けてきたことを表現することで、内なる賢明な自分との邂逅を果たして参りたいと思います。
前回配信の第一夜はこちら↓
それでは本編をどうぞ~
★★★
━━━ 時
━━━ 生命の河
━━━ 夢の回廊
━━━ 夕栄
━━━ 糸
★★★
━━━ 「銀の夜」第二夜 註
#6 時
#7 生命の河
#8 夢の回廊
#9 夕栄
#10 糸
私の詩は読んで頂いた方、聴いて頂いた方の解釈に委ねます。
全て私の内的宇宙での爆発であり、一閃光であり、火花でございます。
お読み頂き有難うございました。
To be continued
──── ここからは毎度の宣伝でございます。
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