自分をダメだと決めつけることは傲慢？
マインドセットがしなやかな人は、自分をダメだと決めつけてさじを投げたりしない。苦境に追い込まれても、失敗を追い込まれても、失敗をおそれずに試練に立ち向かい、こつこつと努力を積み重ねていく。
最近やっと、心の持ちようで人生がずっと生きやすくなるということを、頭ではなく実感としてわかるようになってきた。
昔の私は、とにかく何でも評価してしまう人間だった。
この人のこういうところが素敵、この仕事はここが足りない。
そういう分析を自分にも採用していた。
私はまたこれが出来なかった、この分野はいつまで経っても苦手なままだな、、、。
出来ないことに目を向けては、自己批判ばかりしていた。
ただ、そういう生き方は苦しいし、最近はそういう自己否定は傲慢なのかな？とも思うようになった。
自分っていうものは、他人との違いの中から生まれてくるものだし、自分がどういう人間なのかは、他人から評価されることで決まる部分も多分にある。
だから、必要以上に自己否定をしたり自己評価することは、意味のないものなのかもしれない。
自分にできることは、自分を励まして、応援して、自分ができることをただ一生懸命やることなんじゃないか。
評価はいつも誰かがしてくれる。（もちろん悪い評価も、良い評価も）
それを、私はコントロールできない。
それは、きっと悪いことではないんじゃないかな。
近年、「失敗」の意味合いに変化が生じている。
私は失敗した、という一つの出来事に過ぎなかったものが、私は失敗者だ、というアイデンティティにまでなってきているのだ。
失敗を何かのせいにしないかぎり、その人は失敗者ではない
失敗を恐れないとか、コツコツ努力することとか、そんな言葉に惹かれるのは、私の人生の中でもここ数年のことだと思う。
そういう言葉に、実は前はアレルギーを持っていたけれど。
こういう言葉に惹かれるのは、きっとマインドセットが前よりずっと良くなってきたからなんだと思う。
硬直マインドセットの人は、自分が他人からどう評価されるかを気にするのに対し、しなやかマインドセットの人は、自分を向上させることに関心を向ける。
他人からの評価、また自分自身の評価に脅かされている人。
ぜひお手に取ってみてください。
Written by あかり
アラサー女
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