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オススメ選書⑤


「あした死ぬかもよ?」
著者 ひすいこうたろう

「今抱えている悩みは、たとえ人生最後の日であっても、深刻ですか?」

もしあなたが一夜にして1億円の借金を背負い、命まで狙われる状況で、平常心でいられますか?

実際にそんな状況でも、人生を楽しんでいた男がいます。
幕末の革命児、坂本龍馬です。

「何でも思い切ってやってみろよ。
どっちに転んだって、人間、野辺の石ころと一緒。
最後は骨となって一生終えるのだから。」

これは龍馬が生前残した言葉ですが、龍馬はどんな事態でも、深刻にならずに、人生を生き抜きました。

それができたのは、人間最後は、野辺の石ころになる身(いつかは死ぬ身)と、常に心にありました。

龍馬は、一番多感な12歳の時に母を亡くし、その8年後、父を亡くしています。

人は必ず死ぬものだと、痛いほど分かっていたのです。

深刻になったら、負けぜよ。
人生5万年じゃないんだ。たかが十数年。
だったら、思い切り駆け抜けてみろよ。

大丈夫。
人生最後の日から見たら、全ての悩みは懐かしい思い出になりますから。

今の悩みが少しバカバカしくなってきませんか?

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