言いたい英語が出てくるまでのタイムラグを無くしたい！

2022年6月1日 11:02

仕事の英語の会議で、言いたいことがあっても
言いたい英語がなかなか出てこなくて、
話題が進んでしまって、何も言えないんです。

後から考えると出てくるのに、その場では出てこないので、
なんとかしたいです。

あなたも同じような経験をしたことはありませんか？

英語を話したくても出てこないことって
英語を使う場面ではよくあることですよね。

今回はお仕事の英語の会議での場面でしたが、
日常的にも、道を聞かれた時や、レストランで
オーダーするとき、ホテルのフロントで、
電話対応の時にも、さまざまな場面で起こってきます。

もちろん、みなさんそれぞれに話せるようになりたい
場面の英会話を学習されていますが、
実際の場面では出てきません・・

今日はそんな方に向けてお話ししたいと思います。

英語が出てこない理由とは？

覚えたと思った英語でも、実際の場面で出てこないのは
なぜでしょう？

それは言いたい英語が出てくるまでの
タイムラグが起こっているからです。

言いたいえごが言いたい時に出てくるように
なるまでのステップの中に、英語と日本語が
頭の中で行ったり来たりする時期があります。

つまり、言いたい英語を頭の中で検索している
時間です。

この時間がタイムラグを生んでいるのです。

では、タイムラグをなくすにはどうしたら良いでしょう？

タイムラグをなくすには、英語と日本語の意味の
検索をすることなく、言いたい英語が瞬時に
出てくるようにすることが必要です。

そのために、英語を英語のまま覚えられると
良いのですが、日本で英語を学ぶ外国語としての
英語学習はそうにはいきません。

なぜなら、私たちの多くが「読み書き」学習の
英語上達に慣れているからです。

英語を日本語で確認すること。
日本語を英語にして確認すること。

このような学習に慣れているので、英語を英語のまま
理解しようとするには慣れることが必要になります。

言いたい英語が瞬時に出てくるようになるには
日本語を介さず、英語を英語のままわかるように
していくことが近道です。

それには「聞く話す」学習へ、学習のスタイルを
変える必要があります。

なぜなら「聞く話す」場面では、文字はないからです。

文字がなくても英語がわかることに
まずは慣れていくことが大切です。

今から話すことはちょっと勇気が必要な内容です。
でも、これに慣れていくと、英会話上達は
ある時期を境にどんどん進んでいきます。

①聞いた英語をそのままのスピードで
　ぴったりついて言える練習

→意味が気になってしまうかもしれませんが、
　最初は英語がついて言えることに集中しましょう。
　意味の学習はここではしません。

②ぴったりついて言えるようになった英語が
　音声なしで、暗唱できる。

→音声なしでまるまる同じ英語が言えるくらい
　覚えてしまうことで、英語上達に欠かせない
　英語のリズムやスピード感が養えます。

　リズムやスピード感が養えることで、
　英語を英語のまま理解する準備が整うのです。

③意味を確認してみましょう！

→ここで意味を確認してみます。
　意味もわからないまま練習するなんて
　非効率じゃないかと思われたかもしれませんが、
　言語習得の流れからは、ここで意味を確認するくらいで
　OKなのです。英語を英語でわかるようになるために
　効果的に瞬時反応できる練習ができていきます。

言いたい英語言えないタイムラグをなくすには
英語をそのままわかるようにしていくことが
近道です。

日本語で確認するステップを外して、
英語を英語のまま理解していく練習を
取り入れていきましょう。

慣れない学習かもしれませんが、
一度試してみてください。