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ドラマのレビュー_148_降り積もれ孤独な死よ

小日向文世の語りが凄くさみしそうなのに子どもへ語り掛けるシーンは声に温かみがあってとても良い。原作漫画のなんかくら~い感じがちゃんとドラマでも再現できていると思うけど、序盤は話が少しとっちらかる感じがあって連載漫画原作の「連載」っていうノイズの部分が出てしまったのかな。どうしても◯◯編を挟みつつ大筋を整理して進める必要があり、序盤の主人公が犯人だったりなかなか本題に入るのが遅く感じた。ただその部分があるから佐藤大樹の「はい、鈴木潤です!」がより際立っているとも言えるので難しいところ。全体三部作構成みたいな感じになっていて、特に後半(最終章)に関して、長谷川京子が親役で出てきた時点でコイツただものじゃないなぁがどうしても出てしまうし、オチに向かう過程であと名前だけ出てて姿見えない奴って彼しかいなくない?ってなるよね。結構面白くてもう1回観てもいいなって感じでいるくらい。わりと好きだった。

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このままどこか
大好きなものを一生懸命バイアスをかけずに評価しているつもりです。 同じようなことを思って笑って貰えたら怒って貰えたら嬉しいです。

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