ドラマのレビュー_065_ こっち向いてよ向井くん
「俺、わかんないんだよォ……」っていう困り顔の赤楚衛二を見るだけのドラマ。ただその赤楚衛二や義弟役の岡山天音の扱いが悪く可哀そうに思ってしまう。どうしても女性サイドの思想(主張)が結構強い作品でそれを大人っぽいモノや現代的な考え方として「使ってる感じ」が否めないし、無理があったり異性間で精神年齢が違いすぎたりする感じが目に余る。とは言え芝居の感じは市原隼人と藤原さくらが面白く見れてかなり良く、逆に波留はもうこの感じしかないのかな? 求められてることやってるとはいえさすがに見飽きた。波留の役って、芯があってなんとか要領よく世の中をサバイブしてるけどちょっとストレス溜まってる控えめな美人っていうのしかないよね。まさに理想の視聴者。あと最終話で「大人って思ったより大人じゃなくて楽しいね」って総括したこと言わせないでほしい、そんなこと回収しなくてもちゃんと変化は伝わってる。
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