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ドラマのレビュー_084_うちの弁護士は手がかかる

4話からグッと良くなった。笑えてお説教するドラマから、明らかにムロツヨシの過去をテーマに現在進行形の事件へと絡めてそれを昇華している。キャラ前提からの主人公たちの過去をこうやって絡めて見せられると凄く納得がいく(お説教に説得力が出る)。この回みたいに平手友梨奈がキャラ笑いを作って、ムロツヨシのバックボーンを整理して推理する筋だてのほうが見ていてハマりが良く見やすい。ただ全編通して見ると良い回は少なくノリは寒いしお涙展開もキツイところがある。平手友梨奈のキャラ自体にもすぐ飽きが来るし、彼女の芝居も全体的に低調でビジュアルだけ。パロディ笑いも多く、それに対して共感性羞恥が出ることもある。ナレの時任三郎はきかんしゃトーマスの森本レオみたいな感じでよかった。全体的に惜しいところが多く、最終回シナリオもかなり尻すぼんだ。最後コネ合格って口裏合わせてくれって言われちゃってって、こんな奴が講師って呆れるわ。でもまあトータルは全然悪いドラマじゃないと思う。

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