ドラマのレビュー_106_滅相も無い
1話の入りめちゃくちゃ良い。実験的だし要するに舞台で出来ることを編集も込みで見てるってことで、ものすごくテンポがよく舞台のあのモサモサした感じが全くなく見やすい。段々そのクオリティ落ちてきてるな〜って5話あたりで思ったけど、なんとか耐えきった感じがした。シナリオはショートショートの世界観というのか、それでここまで地に足つけらえる所はすごいし(語り合ってる所はまるでがんCMみたい)、30分ドラマにあった題材と演出だったとも思う。残念ってわけじゃないけど堤真一が悪なのか善なのか、それともその答えを持たない人物なのかが気になって、結果的に善悪どっちかに振れてたほうが好みだったかも。これはそれがチープとかそういうんじゃなくて、見ていてこの宗教の創設者にくらいは、世界観に対してのストーリー性というか主体性というか責任感が欲しかったから。
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大好きなものを一生懸命バイアスをかけずに評価しているつもりです。
同じようなことを思って笑って貰えたら怒って貰えたら嬉しいです。