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ドラマのレビュー_153_スカイキャッスル

松下奈緒に感情移入してみていたので、苦境に立たされているのが可哀想でつらかった。ずっと頑張れ!って思ってた。周辺にとにかく人を慮るより自分の感情が最優先のキャラクターが多くて嫌悪感があり、少なくとも誰かのための人生を生きている主人公以外に感情移入できる人間がおらず、田牧そら筆頭に生理的に気持ちが悪いやつばかりだな~って思ってた。松下奈緒が業を背負って地面に這いつくばって泥を啜って未来を信じて勝ち取ろうとしてきた結果がこれか?と。あと小雪の目的が何かがずっと隠されていて、そこも期待感があってそれも良かったが、ただ最終話で明かされていく謎や、田辺誠一など周辺人物の動きなどご都合感が凄く、幕引きが残念過ぎた。とにかく意外性がないというか。ただそのガッカリ感も演者が客を世界に引き込む強さがあってのことで、要するにキャスティングや芝居が上手くいっていたと思う。ひどいオチはどうあれ楽しんで見れた。主題歌も好き。

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このままどこか
大好きなものを一生懸命バイアスをかけずに評価しているつもりです。 同じようなことを思って笑って貰えたら怒って貰えたら嬉しいです。

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