すべての悩みは人間関係による

「嫌われる勇気」の中で、アドラーが唱えている一節。

人間関係以外からの悩みは起こり得ないといいます。

考えてみればそうです。

人は人と関わらずに生きていくことはできず、
必ず生活の中に人が関わっています。

苦しい悲しいいらつく寂しいなどの感情は
人に対してしかあり得ません。

自分のかかえる心のモヤモヤを書き出してみても、
結局は他人と比べた劣等感や、羨ましさによるもの。または、認められないことによるもの。
だいたいの悩みは人間関係からといわれて納得です。

アドラーは、他者との対話を通して
この心理学を深めていったといいます。

心理学そのものが、人間ありきのものです。
人間が絡み合って考える存在だからこそ、
このような学問も出てきたのでしょう。

考えれば考えるほど複雑になりますが
意外と世界はシンプルで、全ての人が
幸せになれるのですよね。

シンプルに考えよう