【アルカリ性食品が重要?】
こんにちは!
パーソナルトレーナーの土岐です!
今回はアルカリ性食品が筋肉にどういう役割を果たすのか。
回復力を高めて、より筋肥大を加速させるための取り入れ方をお伝え出来ればと思います!
食べ物によって起こる炎症の違いや、筋肥大のための食事についてもお伝えできればと思います!
まず知っていただきたいのが、人間の血液やリンパ液のph(水素イオン指数)は7.4前後に保たれており、弱アルカリ性となっています。
しかし、体液が酸性に傾くと、頭痛や不眠、疲労感などの症状が出てきてしまいます。
また、アルカリ性に傾きすぎても同じです。
すなわちどちらかに傾きすぎてもよくないということになります。
食品のアルカリ性、酸性と言われるものは液体と基準が異なっており、その食品を燃やしきった後の灰が酸性かアルカリ性か示すかで定義されております。
ざっくり簡単に分けると、動物性が酸性食品に分類され、海藻や植物性の食品がアルカリ性食品に分類されております。
アルカリ性食品は胃の中に入ってある程度は中和されますが、それでもイオンという物質が残るため、効力は失われません。
しかしどちらの食品を食べても体の中の血液、体液がどちらかに傾くということはありません。
人間が酸性食品を食べた時に体液が酸性に傾かないのは、身体の細胞のほとんどがph7.4付近からわずかに外れただけで正しく機能ができないため、腎臓や肝臓、その他の臓器の働きによって、phが保たれているからです。
すなわちどちらの食品だけを摂取するということは、臓器に負担をかける可能性が高いのではないかということになります。
運動に例えるなら、運動をして乳酸が作られ、体液が酸性に傾こうとした時、呼吸が増え、酸素が通常よりも多く取り入れることによってphが保たれる仕組みと同じです。
呼吸でのこの働きは運動直後にすぐ働きますが、食品の場合は、数時間から数日に渡り腎臓が尿として排出することで保たれます。
すなわち
酸性食品をたくさん食べる
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腎臓等が尿として排出
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体液が一定に保たれる
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代わりに尿の酸性度が上がる
現在日本人の多くの人が酸性食品をたくさん摂取している思います。
ですから、アルカリ性食品を適度に取り入れることは腎臓等の臓器に負担を減らす手助けになると思います。
このことから長期間に渡る糖質制限や、ケトジェニックダイエットなどがよくないと言われる理由も、摂取する食品のほとんどが動物性の酸性食品ばかりとなり、臓器等に負担をかけると言われているからです。
考え方としては、アルカリ性食品をたくさん食べて体液をアルカリ性にするという考え方ではなく、アルカリ性食品を食べて臓器が行うphの調整の仕事量を減らすというイメージの方が正解かも知れません。
しかし、筋肥大というのは『炎症』によって起こっており、赤身肉などはこの『炎症』をさらに強く引き起こします。
過度にいきすぎると血管系の病気や、動脈硬化、がん等の様々な病気の原因となります。
そもそもトレーニングされる方は筋肉に負担をかけ、炎症を誘発しています。
なので、炎症を起こりにくくするアルカリ性食品を摂ることは筋肥大という点からすると相反する場合が多いです。
よって筋肥大と健康は意外と難しいということになります。
筋肥大と健康を維持しながら回復力を高める食事のワンポイントアドバイスとしては、1回の食事の際、アルカリ性食品が全くないということは避けたいです!
また、1日単位でもバランスを見ていただきたいのですが、朝昼酸性食品多く摂取してしまった場合は夜にアルカリ性食品を少し増やしたりなど、調節ができるとよいです。
このようにバランスを取ることで、筋肥大と内臓の疲労を抑え、回復力を高めることができます。
是非みなさんも少しずつ実践できることから行ってみましょう!
今回はアルカリ性食品も重要ということで書かせていただきました!
トレーニングされている方はタンパク質を摂取するあまり、酸性食品に偏りがちなので注意しながら摂取していきましょう^^!
今回は以上となりますがいかがだったでしょうか?
是非次回もお楽しみに^^*!
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