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リーダーが大切にしたい「素直さ」についての本
今日ご紹介するのは、松下幸之助さんの『素直な心になるために』です。
なんで「素直さ」か?
松下幸之助といえば、パナソニックの創業者として有名なのはもちろん、政治家を育てる私塾「松下政経塾」やPHPを立ち上げたりと、様々な分野に貢献した日本屈指の経営者です。
松下幸之助を知ったのは、前回のマガジンでも紹介した岩田松雄さんの『ミッション』のなかで紹介されていたのが、きっかけです。
ぼくが純粋にすごいなぁと思ったのは、あそこまでの事業を築き上げてきた松下幸之助が、「素直さ」ついて1冊の本を買いているということです。
だって「素直さ」ですよ?
もっと事業のやり方とか、経営のコツとか、書けることはいっぱいあるはずなのに、「素直さ」にとことん向き合っているのがこの本なのです。
素直な心になるために
ときに「素直」であることは大事だと、いろんな方が言うわけですが、「素直さとはなにか?」について、明確に答えられる方は少ないのではないでしょうか。
松下幸之助は、この本のなかで「素直さの10ケ条」をあげており、そのひとつ目が「私心にとらわれないこと」です。
私たちは、歳を重ねたり、いろんな経験を重ねていくと、知らぬ間に「これはこういうもんだ」という私心に囚われてしまいます。
メンタルモデルとメタ認知
このことをファシリテーションや人材開発の業界では、「メンタルモデル」と呼んだりします。
自分のメンタルモデルを認知し、客観的に相手のことを「メタ認知」といい、松下幸之助のいう素直さは、いまっぽくいえば「メタ認知をしなさい」だなぁと考えています。
ちなみに、よりリーダーシップ寄りで「素直さ」について書かれているのが、『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』です。
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