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〚Before Sunrise〛リバイバル上映を観た

私の生涯ベスト10に入る、『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』を映画館で観てきました!!
1995年のアメリカ映画、恋愛映画の金字塔と呼ばれる名作が、30年の時を超えてスクリーンにカムバックです(`・ω・´)
2024年2月2日から2週間限定なので、この機会をお見逃しなく!(※回し者ではありません)

ポスター(描いた人:わたし)

列車の中で出会った男女が意気投合し、ウィーンの街で半日間過ごす、というお話です。

大きな出来事は、何も起きないのです。
電車で質問をし合い、レコード屋に行って視聴して、散歩して、観覧車に乗って、お茶をして、会話をする。
悪い人が出てくるわけではないし、特別良い人が出てくるわけでもありません(バーのマスターは良い人、かな)。

ただし、恋愛映画の金字塔と言われるだけあって、何度も胸がキュウっとしめつけられます。
リアルな空気感、息づかい、会話が心地よく、二人の肩が触れ合っただけでときめきます。私が。勝手に。

もう完全に恋してる目してるやーん!って二人を小突きたくなるけど小突けません。なぜ私は画面の外にいるんだ・・・
恋してる目を演技でできるなんて凄い。
撮影時はお互い本当に好きだったんではないの?と本気で思います。

いちばん好きなシーンは、やはりダイナーで向かい合っているシーンです。
友達に電話をするふりをしながら、本音を相手に伝えるのですが、直接告白するよりドキドキするやーん!やーん!やーん・・・!

電話するふりをするセリーヌ(描いた人:わたし)


セリーヌはフランス、ジェシーはアメリカに住んでいるから、この夜が明けたらもう二度と会えないかもしれない。
この儚さこそが美しくて、私が大好きなポイントです。

二人が去った後のウィーンの街並みを映していくショットが切なくて、
たしかにここに二人がいたのに、あれは夢だったのかな…と作品全体を思い返して余韻に浸る、最後の瞬間まで大好きな大好きな映画です。


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