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ここまでわかった犬たちの内なる世界 第3期

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全10話 + α(まだ完結していません) 逸話的証拠と科学的データを統合させるというコンセプトは、 従来(第1期、第2期)と同様ですが、 今期は 「犬の攻撃性」をテーマにしたこと…
マガジンでの購読はかなりお得になっています。 例えば、「攻撃性」の有料記事4本と補足記事1本を単体…
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#最近の学び

ここまでわかった犬たちの内なる世界 #26犬の攻撃性②〜本物か偽物か〈後編〉

☞文字数 約10,000字 前回のコラムでは、「攻撃性」は元来、 同種の動物間の争いについて使われるものであり、 多くの場合が儀式化されているというお話をしました。 今回まず最初に、皆さんと共有しておきたいのは、次のことです。 ✅犬の攻撃性は複雑な問題であり、それぞれの犬の背景、経験、環境を徹底的に理解する必要がある。 犬の攻撃性は感情表現であり、正常も異常もある犬の攻撃性とは 一体どのようなものなのか、  Dog Aggression をググってみると様々なサイトで

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ここまでわかった犬たちの内なる世界 #24 犬はどのようにして人の心を奪ったのか(続編)

最終更新 2025年2月4日  ✔️〘イヌ属が共有する「子犬のような目」をめぐる2つのシナリオ〙の項を加えました ↓このコラム投稿時に見逃していた興味深い研究を”発掘した”筆者の驚きと反省↓ ↓このnoteを読んでくださった方の感想↓ 犬の顔まずは、下の写真をごらんください。 このバラエティーに富んだイヌたちの表情を見て、あなたは何を思いますか? これらは堀明フォトオフィスのホームページのギャラリーに展示されている「Face」というページのスクリーンショットです。

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ここまでわかった犬たちの内なる世界 #23 犬はどのようにして人の心を奪ったのか

最終更新 2024年12月25日 ☞X(twitter)での「拡散 応援」を してくださる皆さんは、このnoteをお得にお読みいただけます。 ☞予告したタイムセールは、 申し訳ありませんが、明日の午前10時よりスタートします(2024年12月28日追記) ↓このnoteを読んでくださった方の感想↓ あるニュース記事まずは、次のニュース記事をお読みください。 解説も含めて2分で読めます。 実際、東京都周辺には犯罪「ホットスポット」ができつつあると指摘する声もある。先週、

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ここまでわかった犬たちの内なる世界 #22 忠誠心と英雄的行動(続編)〜「ラッシー、助けを呼んで」仮説のゆくえ

前回は、イヌがどのように忠誠心を発揮するのか、 思わず拍手喝采したくなる話、ホロリとする話、さらには爆笑ものまで幅広く紹介しました。 それでは、 イヌの忠誠心について科学はどのようなアプローチをしているのでしょうか? 具体的に見ていきましょう。 偽装緊急事態 人助けをするイヌの話に感動した心理学者のウィリアム・ロバーツ(William Roberts)は、<「ラッシー、助けを呼んで」仮説>を立てました。 飼い主のピンチを察知して第三者に助けを求める、いわばラッシーのよう

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