脂肪酸の違い、使い分けは煩雑
脂肪好きにとって、脂肪酸は学べば学ぶ程奥深いことが分かります。
だからこそ面白い。
そこで一例を挙げますね。
EPAやDHA(多価不飽和脂肪酸、ω-3脂肪酸)は、大手ペットフードメーカーの療法食でもその含有量の多さを売りにしていたりします。
炎症性の脂質メディエーター(生理活性物質)を作る経路を競合的に阻害する役割、腎疾患時には糸球体の血圧を下げる役割や、心疾患時の悪液質予防を目的に使われます。
が、何度も投稿してきたように、ものすごく酸化しやすいという弱点があります。
リノール酸(多価不飽和脂肪酸、ω-6脂肪酸)だって大事な働きがあります。
実際、皮膚疾患で来院する症例では、このリノール酸の補給がとても重要なケースが多いです。
オレイン酸(一価の不飽和脂肪酸、ω-9脂肪酸)は心疾患の予防において重要です。オレイン酸豊富な油は、オリーブオイルが代表的です。
このように、色々な油が様々な働きをしていることが分かります。
この油さえ摂っておけばいい、なんてことはなく、適切なバランスで、新鮮な油を摂取する事が最も重要です。
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