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変わり続けるために変わらずに続ける
ぼくは過去のnoteにも散々書いてきたのだけれど、頻繁に転職を繰り返してきた人間です。
心ないと言うか、あんまりぼくと接する機会が多くなく、ぼくの考えを聞きもしない人と、たまたま地元に寄った際に、魂が前進することを諦めたようなオジさんたちから「節操がない」「我慢できないんだな」「仕方のないやつだ」否定的な言葉を使われ、皮肉交じりの否定をされた記憶もあるぐらいに、世間一般的な認識でいう「普通」からしたらフワフワしてます。
そんなぼくを否定するオジさんたちを、敢えて「心ない」と表現しているのは本当に小さな反撃なのですが、ぼく自身がそんな風に言われる自分に対して「不安」や「不満」を抱いていたから生じている感情から生じている気持ちなわけで、今ではそれをきちんと受け止められるぐらいにはなりました。
なぜに受け止められるようになったのかといえば、TEDでエミリー・ワプニック氏の『天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう?』と題したプレゼンの中で『マルチ・ポテンシャライト MultiPotentiaLite』、複数の可能性を持つ人なんて考え方を提唱していたからなんですね。
ぼくの実家は、父親がそば屋を創業したのが背景にあるからなのか、「一つのことが長く継続することは結果として望ましいかもしれないけど、うまくいかないことだってある。」と言われながら育ったのだ、と勝手に思っています。はい、勝手な解釈です。そんなことを言われたことは一度もありません。
けどね、そりゃ自宅と店舗が一緒になっている中で、うまくいっている時期もうまくいかない時期も見てきましたし、うまくいかせる為に父親がもがいている姿も見ていれば、自然と一つのことを長く継続するためには変化が必要なんだと知る機会はいくらでもあったのだといえます。
ただ、自分の認識を他の人間が持ってない、ましてや、それが少数派であればあるほどに、その認識を持っていることや、その認識のもとに行動をしていること、それを改善しようとしないことが怖く、不安になったりもしました。
自身の年齢が重なってくるたびに、何か一つの場所に持続できていない状況を不安に感じる度合いが強くなり、自分の人生を自分自身が否定をするような状況にも陥りましたし、そのタイミングで色々な事柄が重なってしまったからなのか、精神的に酷くどん底に落ちていく経験もすることに。
そんな時に上の動画を見て、そんな自分でもいいのかもしれない、と思えたのです。いいのかもしれない、なんて簡単に書いていますが、この「いいのかもしれない」は、それまでの人生で得てきた「いいのかもしれない」史上、最も効果のある「いいのかもしれない」だったのは言うまでもありません。
その「いいのかもしれない」をさらに後押しをしてくれたのは、エミリーさんが述べたマルチ・ポテンシャライトの強みである3つの特徴を添えてくれていた影響がかなり大きく、それがあったからこそ、それまでの自分を振り返って見ても否定ではなく、肯定的に受け入れる準備ができたと考えています。
マルチ・ポテンシャライトの強み
・アイディアの統合
・迅速な学習能力
・適応力
それまで職場でも私生活でも関係なく、誰かと何かをプロジェクトを立ち上げて動こうとする中で、自分にスペシャリストとしてのスキルが何もないことを大いに恥ずかしく、さらに言えば過去の自分に対して「何もしてこなかったのではないか」と憤慨してもいましたが、最近では特に引け目を感じることもなくなってきました。
Gallup社がStrength Finderテストを受けて見た結果が、マルチ・ポテンシャライトであることに対して好意的な結果だったからだ、なんて随分と単純な理由でもあるのですが、それを受けて安堵したのです。
強みの上位5つ(Strength Finder)
1.最上志向
2.未来志向
3.アレンジ
4.ポジティブ
5.適応性
まだ小学校に上がる前、『将来の夢』を絵に描く課題を出されたぼくは『ウルトラマン』を書きました。周りの友人たちは消防士や警察官など、今ある"大人に認められやすい職業”を描いていた中で、少し浮いていたのを思い出します。
それ以降も、都度『何になりたいのか』『どうしていきたいのか』といった内容を課題として投げられた際には、毎回異なる回答をしてきたのですが、その頃から潜在的に興味や関心の向く方向へ歩もうと繰り返してきたんだなぁ、とシミジミ。
未だに自分にできることがフワってしているような気もするのですが、上に書いてあるマルチ・ポテンシャライトの特徴である『アイディアの統合』や『適応』は得意だと感じていますし、それを形にしたのが第一弾の #スポみら だったんだなと思いますし、これからも継続していこうと考えている活動についても同様です。
ぼくは結び付けられたら面白いだろう、発展していくためには必要なことだろうと思える事柄の間に入っていくのが楽しいし、面白いと感じています。それを形にして、そこから自分以外の誰かが発展させていくことにも喜びを感じます。
我が家の妻からは「いや、誰なの?」なんて言われたりしますが、そんな風にして、見知らぬ人たちを結び付けられる"間人(あいだじん)"として生活するのも悪くないですし、いろんなことに興味が湧いて、熱中するのを子どもと同時体験できたら最高だな、なんて思ってます。
知りたい、体験したいことがドンドンと増えてくるような印象で、ぼく自身が死ぬまでに体験できることや知りたいことなんて、まったく追いつけないままぼくは死ぬのかもしれませんが、その気持ちを自分だけでも否定せずにいられるようになったことがすごく嬉しいです。
もし、同じように「一つの仕事が長続きしない」とか「興味関心を抱く事柄がドンドンと増えてしまう」なんて思い悩んでいる人がいたら、上の動画はもちろん、書籍も出ていますから手にとってみてください。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。ちなみに座右の銘、みたいなのも一つに絞れません。けど、それもいいですよね。
ぼく:遠藤 涼介/Endo-san (@ryosuke_endo)
#スポみら (元 #スポーツの未来に僕たちができること )オーガナイザー。 第一弾、新潟経営大学イベントの資金調達を目的に行ったクラウドファンディングは3サイトで募集し、すべて目標達成(総合達成率140%)#新潟 を #前向きな空気の溢れるエリア にすべく活動中。
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![ゑんどう ≒ 遠藤 涼介](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40756580/profile_6ff9ba76e9999163cbca7e1eb15e0ed1.png?width=600&crop=1:1,smart)