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仕事をする上で"専門性"は必要なのか問題

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。

これを読んでくださっている方は、きっとお仕事をされている方々なのだろうと思います。いや、中には、子ども部屋おじさんや子ども部屋おばさんもいるのかもしれませんし、仕事をしなくてもお金が湯水の如く湧いてくるような生活を手にしている方もいるのかもしれません。

ぼくは残念ながら仕事をしなければ身銭を稼ぐことができない労働者で、自分だけではなく家族と一緒に暮らしていることもあり、自分のやりがいが云々とかいってる場合ではなく、とにかく身銭を稼がないことには子どもたちの腹を満たすことすらできなくなるわけです。

もう「黙って働け」と妻さんからは無言と有言で超絶的な圧力をかけられている次第で、それに逆らうことなど出来ようはずがないのです。果たせなくなった瞬間から、ぼくは見捨てられるでしょうし、道端に捨て置かれるような事態になってしまうことは想像に難くありません。

そんな必死こいて仕事なのか生活なのかわからない中で生きているわけですが、一点、疑問に思っていることがあります。それは仕事をする上での専門性。専門性って果たして必要なのかどうかってことです。多くの方が専門性は必要だって考えていると思いますが、本当にそうなのかってことを考えてみたいんですよね。


専門性ってなんだ

一般的に専門性とは、特定の分野での深い知識や技術のことを指します。ぼくの認識では、専門性があると労働市場における価値が上がり、競争力が高まることが期待できます。

たとえば、IT分野の専門家は、特定のプログラミング言語に精通していることが求められることが多いでしょうし、最近ではChatGPTのような生成AIに適切な指示を出すことができるプロンプトエンジニアと呼ばれる人たちの需要が高まっていて、その人たちの年収が運千万単位だって話も聞かれるようになったことから、専門性が高い人たちは市場からの要望や希望がある分野と領域であれば、かなりの厚遇を受けることが期待できるわけです。

でも、ですよ。

専門性が高すぎることによって弊害もあるのではないかと思うのです。たとえば、特定の分野・領域における労働市場からの要望や希望が変動した際に、その変化した状況や環境へ適応することが困難になるリスクだってあるのではないでしょうか。

そう、バランスが重要だってぼくは思うのですよ。

スペシャリストvsゼネラリスト

スペシャリストとゼネラリストの対比って、みんな好きですよね。言わずもがな、ぼくは自分がスペシャリストとして機能できていないのはいわずもがな、それぞれが対立するものなのかってことを整理してみたいと思います。

まず、スペシャリストは特定の分野に深い専門性を持つ人材のことですよね。上で専門性について考えてきましたが、専門性を有している人のことをスペシャリストって呼びます。

医師や弁護士、エンジニアなどの職種では、高度な技術やスキル、知識に経験といったことが求められるため、その要求に応えることができれば高い評価や報酬が期待できます。特に、時代の先端をいく技術やスキルを扱う分野・領域では専門的なスキルが不可欠なことはいうまでもなく、その専門性が高いほど市場価値も上昇します。

反面、市場の変動に弱いこともスペシャリストの特徴だといえるでしょう。

特定の技術に依存する職種は、その技術が陳腐化すれば転職や依頼を受けることが困難になってしまいますから、保有している専門性は更新し続ける必要があると同時に、複数の専門性を保有する多角的な姿勢が必要です。

たとえば、あるプログラミング言語に特化したエンジニアは、その言語の需要が減少すると、キャリアの選択肢が限られる可能性があルわけで、特定の専門性に特化しすぎた結果、損をするような事態に陥りかねないわけです。


次に、ゼネラリストについてみていきます。

ゼネラリストは広い範囲の知識を持つ人材で、プロジェクトマネージャーや経営者などがそれに該当します。多岐にわたる問題に対応できる柔軟性があり、異なる分野の専門家と連携してプロジェクトを推進する能力が求められますから、それができる時点で専門性を有しているとすらいえるかもしれません。

ゼネラリストの場合、特定の分野での競争力が低いといわざるを得ません。それが特徴ともいえますが、深い専門性を持つスペシャリストと比較すると、その分野でリーダーシップを取るのが困難となる場合もあるでしょう。

でも、広告業界などでは、クリエイティブと分析の両方を理解する人材が求められたりしますから、ゼネラリスト的な役割を担っている人は少なくなく、むしろ、多様な視点から問題解決ができる強みを持っているといえるはず。

それを考えると、ゼネラリストとして生きていくことは、一定の専門性を持ちつつ、他の分野に対する理解とコミュニケーション能力を高めることが重要だってことになるはずで、異なるバックグラウンドを持つメンバーと効果的に連携できる能力やスキルは、あらゆるプロジェクトの成否を分ける重要な要素です。それはゼネラリストの価値を高める要素だといえるでしょう。


ここまでみてきたように、スペシャリストとゼネラリストは、それぞれの特性と強み、課題があり、それぞれが強みと弱みを把握した上でどう振る舞っていけばいいのかを必死に模索していくことが必要なんでしょう。

果たして専門性は必要なのか

上記してきたように、専門性を有しているスペシャリストとそうではないゼネラリストの対比を見てみると、専門性が必ずしも必要なのかどうかに疑問を抱きたくなります。

むしろ、コミュニケーション能力や問題解決能力、チームワーク、感受性などを駆使すれば、多岐にわたる業界や職種で活躍できるのではないかとすら思えますし、専門性がなくても活躍できるようになっているのではないかと思うのです。

たとえば、人事や営業などの職種では、人間関係のスキルが重視されることが多いでしょうし、専門性よりも人とのつながりや信頼の構築が中心だといえるでしょうし、何よりもそういった専門性を有していない職種は市場の変動に対応することこそ重要で、特定の専門性に固執しないからこそ、柔軟に市場のニーズに応じてスキルを磨くことを自身に課し続けなければなりません。

テクノロジーの進化や社会の変化に伴い、新しい職種や業界が次々と生まれますから、そういった変動に対応するためには、学び続ける姿勢と適応力が不可欠でしょう。

つまり、専門性だけがあってもダメで、コミュニケーション能力などを中心としたソフトスキルや多角的な視点も重要だってことなんでしょうね。自分の強みや興味を自身で理解・把握し、それを活かせる職種や業界を選ぶことで、専門性がない場合でも活躍をすることが可能だってことがいえるのではないでしょうか。

おわりに

まぁ、ゼネラリストはゼネラリストで、そういった後半にわたる知識やスキルを保有して調整をすることができるって時点で、そういうスキルや経験を保有しているとみることができますが、今回はそこには目を向けていません!目を逸らします!

ただ、専門性を求めるばかりではダメだよねってことを書きたかっただけなので、ご容赦いただけると幸いです!

ではでは。
ゑんどう(@ryosuke_endo)


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