英語でMBAを学ぶメリット・デメリット
私は、インドネシア駐在を経験した後、日本に帰国し、英語でMBAを学んでいます。
今回は、私が英語でMBAを学んで一ヶ月で感じたメリットとデメリットについてシェアしたいと思います。
【メリット】
英語スピーキング力の向上: 英語でのディスカッションやプレゼンテーションを通じて、英語スピーキング力が向上します。人前で話すことへの抵抗も徐々になくなります。これは、将来的に国際的なビジネスシーンで活躍するために重要なスキルです。
リスニングの危機意識の向上: 他の人の言葉が聞き取れないとき、リスニング力向上へのモチベーションが高まります。また、異文化間のコミュニケーション能力も向上し、グローバルなビジネス環境で対応力が鍛えられます。
多様な文化に触れる: 異なる文化や価値観を持つ人々と交流することで、視野が広がります。これは、異文化理解力を高め、日本企業では身につきにくい、多様性に対する柔軟性や寛容性を身につけるために役立ちます。
多様なチームでの自分の強みを見直す機会 :異なるバックグラウンドを持つチームメンバーと協力して課題に取り組むことで、自分の強みや価値を見直し、どのように貢献できるかを考えるキッカケになります。また、自分の弱点にも気づくことができ、総合的なスキルを向上させることができます。
外国人の友達ができる:多国籍なクラスメイトと交流し、日本を紹介することで感謝される。これは、国際的な人脈の構築や異文化交流のスキルを向上させるだけでなく、自分自身の文化に対する理解も深める効果があります。
英語リーディングの苦手意識が減る: MBAプログラムでは、様々な英語の資料や論文を読む機会が多く、徐々に英語リーディングの苦手意識が減っていきます。これにより、将来的に英語での情報収集やビジネスでの対応がスムーズになります。
【デメリット】
授業の理解度は落ちる 英語での授業に慣れるまで、理解度が低くなることがあります。しかし、徐々に慣れていくことで、このデメリットは克服できるでしょう。
議論の質が下がることもある: みんなが第二言語で話すため、留学生も多く、議論の質が下がることもあります。しかし、このデメリットを乗り越えることで、異文化間のコミュニケーション力や対応力が向上します。
予習復習が大変: MBAはただでさえ多くのタスクの提出を求められます。自分の親がない分野は特に、単語や概念がわからない中で英語でレポートを提出しなければいけないので、負担は増すというのが、正直なところです。
【まとめ】
英語でMBAを学ぶことは、英語力の向上や多様な文化への理解を深めることができる大きなメリットがあります。一方で、授業の理解度の低下や議論の質が下がるデメリットも存在しますので、MBAに何を求めるか?というのを、MBAプログラムを選択する時には自分に問い直すのが大事です。
私はMBAの内容そのものよりも、自分の視野を広げることなど、グローバルな環境に身を晒すことに重きを置いていたので、英語MBAを選びましたが、必ずしもみなさんにとっても正解だとは思っていません。
今後も英語MBAでの経験を共有させてもらい、
みなさんの選択のサポートに少しでもなればと思います。