下痢にプロバイオティクスは本当に効くの?#乳酸菌 #ビフィズス菌

皆さん、こんにちは、ドクターPです。


早速ですが、今回のテーマは写真をみてわかりますか?


プロバイオティクス(Probiotics)という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、実はこれは造語で、共生を意味するプロバイオシス(Probiosis)を語源にしたものです。


抗生剤の英語であるアンチバイオティクス(Antibiotics)に対して提案された言葉です。


腸内環境のバランスを整えることによって人体の健康に好影響を与える生きた微生物のことで、代表的なものには、ビフィズス菌や乳酸菌、酪酸菌があります。


急性の下痢を認めて病院を受診すると、感染性胃腸炎と診断されて整腸剤を処方されることは多いと思いますが、この整腸剤がプロバイオティクスなんです。


プロバイオティクスというとなんだか恰好よくて、あたかも効きそうな雰囲気が漂っていますが、実際の効果はどうなのでしょうか?


具体的には、下痢の短縮効果はあるのでしょうか?


これまで報告されてきた研究をまとめた、システマティックレビューをご紹介したいと思います。


お役に立てれば幸甚です。ドクターP



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