薬の治療効果~みかけの数字にだまされてない?~

皆さん、こんにちは。ドクターPです。

早速ですが、今回のテーマはこちらです。

はい、薬の治療効果の指標についてのお話です。

例えば、「ある薬を5年間のんだら、ある病気の発生を、飲まない人と比較して5年後に50%減らせた」とします

この50%減とは、もう少し詳しく説明すると、相対危険度減少率が50%ということになるのですが、この数値だけみると、すごい薬が開発された!とすぐ飛びつきそうになってしまいますよね。。。

しかしながら50%減らしたといっても、たとえば、発症率5%を2.5%に減らしたのと、発症率0.005%を0.0025%に減らしたのでは、同じ50%の減少でも意味合いが違ってきます。

わかりますよね?

統計を知らないとこうした数字を駆使した『騙し』に引っかかってしまうかもしれません

情報はその伝え方で印象が大きくかわるのですが、こうした数字のマジックに踊らされずに正確に評価するためにも、しっかりとした知識をもつことが大切です。

治療効果の指標にはどんなものがあり、また、どのような特徴があるのでしょうか?

お役に立てれば幸甚です。

ドクターP



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