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国会会期中でなければ、安部元首相が自身で面談予定...過去(総理ではなかった2010年)の事例
コロナウイルス禍が沈静化するにつれて、世界中が急激なインフレーションに見舞われたこともあって、各国で政権支持率が急落しています。日本(岸田政権)も例外ではありません。
宏池会に所属する三世議員として早くから頭角を現し、国会対策委員長、政務調査会長、外務大臣、他の要職を歴任された後、2021年10月4日に内閣総理大臣に任じられた岸田文雄首相は、2年余りに渡って、安倍政権・菅政権が積み残した課題を、前任者達のように世論を二分することなく、いつの間にか片付けてこられましたが、政権支持率の低下に加えて、「もらい事故」とも解されるような事態に次々と見舞われています。
『岸田をここに呼びつけて教育を受けさせなさい。』と発言した(と報じられた)総裁が率いるシャーマニズム化した基督教または基督教化したシャーマニズムに呪詛されている可能性も...
もらい事故の大半は経済・財政政策や国会運営に関わるものですが、四代目と目されていたご長男(首相秘書官)の不始末といった騒動もありました。
さて、日本中(世界中)ノルマと無縁な業界はなさそうですが、パーティー券に関わる一連の問題が「令和のリクルート事件」と呼ばれるほどの展開をみせる一方で
首相が政調会長であった当時に(昨年来、繰り返し報道されている)2019年に名古屋で開かれた(韓鶴子総裁も出席した)大きなイベントに先立って、当該イベントに参加するために来日したギングリッチ元下院議長に随行したUPF(天宙平和連合)幹部の表敬訪問を受けてしまったことが、先日から問題視されています。
既にギングリッチ元下院議長が認めたと報じられ、当日に撮影された写真も公開されたので、表敬訪問を受けてしまったことは事実のようですが、歴史的に宏池会は国際勝共連合、他との縁が浅い上に、三世議員として選挙地盤が盤石な首相が、非有権者を含めても全国に10万人程度しかいない旧統一教会の信者の支援を求める必要はなく、旧統一教会およびその友好団体や関連企業と親しくしていた可能性は低そうです。
実際、本件をスクープした朝日新聞も、岸田政調会長との面談は安倍首相(当時)の依頼であったと報じています。
本件については、安倍晋三元首相と三代 (岸信介+安倍晋太郎+安部晋三)×二代(梶栗源太郎+梶栗正義)に渡って親しくしていた旨を繰り返し発言されている梶栗正義氏が、旧統一教会の友好団体であるUPF(天宙平和連合)や関連企業であるワシントン・タイムズ紙が開催するイベントの常連であるギングリッチ元下院議長をだしに使って、安倍首相(当時)を表敬訪問する約束を取り付けようとしたところ、国会の日程と重なり、代役(岸田政調会長・前外務大臣)との面談に落ち着いたものと推測されます。旧統一教会およびその友好団体や関連会社の一掃を期待する世論を喚起した銃撃事件の遠因とされる安倍元首相のUPF主催イベントへのビデオ出演と並んで、本件について梶栗正義氏が結果責任を問われることはあるでしょうか...
いまからでも遅くないので、「訪問の直前になって安倍さんに代打を頼まれたことを思い出した。」云々と岸田首相がぶら下がりの記者に仰れば、安部元首相の元秘書さん達が反論しない限り、国民は納得するかもしれません。
このようなもらい事故で政権支持率の低下に一層拍車がかかることはなさそうですが、ポスト岸田を狙う先生方はほくそ笑んでいるかもしれません。
尚、3人目の奥さんが2017年から2021年まで駐バチカン大使を務められたにも関わらず、また、その奥さんの影響もあって2009年にカトリックに改宗されたにも関わらず
旧統一教会(の友好団体)に札束で頬を叩かれているのか、ギングリッチ元下院議長は、現在の北朝鮮で生まれた教祖と総裁がメシヤ(メシア)を称する旧統一教会(の友好団体)と長年に渡り親しくされているようです。異端であることをご存知ないのか、見て見ぬふりをされているのか、何れにしても、キリスト教徒としての見識が疑われます。
写真、左から
梶栗正義氏
ニュート・ギングリッチ元下院議長(1995年1月 - 1999年1月)
岸田文雄政調会長(当時)
マイケル・ジェンキンス(元米国統一協会会長)UPFアメリカ会長