【続々】ノーベル平和賞の受賞を手放しで喜ぶわけには ...(イギリスとフランスを除く)核保有国では授賞式については報道されていないようです。
日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)のノーベル平和賞受賞について手放しで喜ぶわけには...と2ヶ月前に記しましたが
(オーナーがおそらく核兵器廃絶にご興味がない世界日報を除き)右から左まで、国内の新聞もテレビも受賞式やオスロに滞在中の被団協、他、一行の現地での活動の様子に紙面や放送時間を割く一方
海外、特にイギリスとフランスを除く核保有国においては、ノーベル平和賞の受賞者発表時には報道されましたが、被爆国(日本)のNGOにノーベル平和賞が昨日授与されたことについてはほとんど報道されていない(従って授賞式における講演・スピーチの内容も紹介されていない)ことを書き留めます。テレビや新聞や雑誌で取り上げられなければ、インターネット上でも世界中で右傾化が進む昨今、被爆者の声は(イギリスとフランスを除く)核保有国の市民には届かないかもしれません。
核兵器廃絶への道程は...
国際的な通信社
ロイター
AP
AFP
UPI(現在では旧統一教会を離れ、おそらく、文鮮明教祖と韓鶴子総裁の三男である文顯進(文顕進、ムン・ヒョンジン)氏が率いるGPFの傘下)
核兵器保有国
ロシア
タス通信の短い配信のみ
アメリカ
(発表時には報じた)テレビは報道せず、(発表時には報じた)新聞各社はAP等が配信した記事の掲載のみ
イギリス
(発表時には報じた)テレビ(BBCを除く)は報道せず、(発表時には報じた)新聞各社も報道せず
BBCは報道番組でインタビューを放送
フランス
テレビも新聞も報道
中国
中央電視台も新華社も報道せず
インド
テレビも新聞も報道せず
パキスタン
テレビも新聞も報道せず
イスラエル
(発表時には報じた)テレビも新聞も報道せず
北朝鮮
報道せず
非核兵器保有国
ドイツ
一部で報道
追記
世界日報は12月17日に社説でノーベル平和賞受賞式を取り上げました。