視点の自由研究No.167「視点_悲観は感情 楽観は意思」
起業して今年の年末で丸6年。長くもあり、短くもあった時間でした。絶えず挑戦し続けなければ、現状維持することもできない。そんな時間だったと思います。
今回はそうした時間を振り返りながら、来年に向けての志を書いてみようと思います。
「悲観は感情」
まずは、6年を経る中で感じた苦境。コロナよりも円安の中での広告業界の動きで昨年は相当に苦労しました。心情的には悲壮感すらあった。この苦境をどう乗り越えていくのか?そうしたことを考え続ける日々。
経営は、良くも悪くも感情を切り離さなければ前に進めないタイミングがあります。心情的には悲観になることを、受け止めながら前に進む模索をし続ける。
そうした経験から「悲観」を感情として切り離すことを経験してきました。人間ですから感情は必ず動きます。しかし、その心の動きとは別に行動を起こす必要な機会は必ずあります。
「楽観は意思」
こうした苦境を受け止める時、「意思」の力は大切です。一度、「悲観」という心境を感じた後、そこから立ち上がり行動へ移すには「意思」の力が必要不可欠。
人間は感情を記憶し続けることが難しい生き物です。行動という経験の方が記憶に残りやすい。
生物として考えれば当たり前で、感情を記憶して生き残る戦略を練るよりも行動の記憶から生き残る知恵を導きやすい。そうした行動には「楽観」「ポジティブ」という感情が伴うと感じています。前向きな気持ちが行動を呼び起こす。
そう考えていくと「楽観」は「意思」なんです。
苦境から立ち上がる時、意思の力は必要不可欠。
6年という経験は「意思」の力の重要さを、改めて突き詰められる時間でした。この誰もわからない混沌として未来を生きるために「意思」の力を信じていこうと思っています。
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