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プロット予想100冊ロック

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あふれる書籍や映像作品の中から、学びや気づきがほしい。そんな方のため、元県紙記者の木暮ライが、おすすめのコンテンツを100冊目指してプロット形式で紹介しています。これは読書感想文…
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老後破産は遠い未来の話ではない

お年寄りを取り巻く環境は厳しい。年金、医療、介護といった社会保障給付費は、国民所得の30㌫を占めている。憲法が保障する最低限度の水準である生活保護について、「もらい過ぎではないか」という批判や不正受給問題を取り上げる一部マスメディアなどの「自己責任論」が目立つ。そのメディアは本当に現場を見ているのか、果たしてもらい過ぎなのか、NHK取材班がまとめた著書「老後破産~長寿という悪夢」を読んでから判断してもらいたい。本記では最新データを交えて著書を紹介する。最後の2章は、木暮独自の

たった一人の熱狂が仕事と人生を動かした

あふれる書籍や映像作品の中から、学びや気づきがほしい。そんな方のため、元県紙記者の木暮ライが、おすすめのコンテンツをプロット形式で紹介しています。 ■軍資金は300万円/「あしたから出版社」 2014年6月に出版されたノンフィクション作品です。就職活動に失敗した島田潤一郎氏が最愛の縦兄の死をきっかけに、出版社「夏葉社」を立ち上げ、成功していく人生録を書籍化したものでした。本記事では出版社を立ち上げた経緯や、記念すべき第一作が出版されるまでを解説します。これから出版社を立ち上

ジャーナリズムに希望はあるか

あふれる書籍や映像作品の中から、学びや気づきがほしい。そんな方のため、元県紙記者の木暮ライが、おすすめのコンテンツをプロット形式で紹介しています。 ■ニュースは消費ではなく文化そのもの/「筑紫哲也『NEWS23』とその時代」 2021年11月1日に出版されたノンフィクション作品です。筑紫哲也NEWS23の編集長を務めた金平茂紀氏による2015年夏まで掲載された講談社のPR雑誌『本』を約6年後に追記し、書籍化したものでした。 ■起 二度目のプロポーズ ジャーナリストには2

犯罪者の家族を蔑む意識はどこから来るのか?

あふれる書籍や映像作品の中から、学びや気づきがほしい。そんな方のため、元県紙記者の木暮ライが、おすすめのコンテンツをプロット形式で紹介しています。 ■母を信じることが心の支え ―和歌山カレー事件/林眞須美死刑囚長男「もう、逃げない」 2019年8月1日に出版されたノンフィクション作品です。「和歌山毒物混入カレー事件」の犯人として逮捕された林眞須美死刑囚の長男・浩次さん(事件当時小学5年・仮名)が初めて明かすいじめ、差別、性被害、婚約破棄に翻弄されながら、それでも母を信じ続

行旅死亡人が二人の記者を動かした物語

あふれる書籍や映像作品の中から、学びや気づきがほしい。そんな方のため、元県紙記者の木暮ライが、おすすめのコンテンツをプロット形式で紹介しています。 ■現金3400万円を遺して孤独死した女性の謎/「ある行旅死亡人の物語」2022年11月30日に出版されたノンフィクション作品です。共同通信社大阪社会部の武田惇志記者と伊藤亜衣記者による47NEWS2022年2月20日、21日配信の記事「現金3400万円を残して孤独死した身元不明の女性、一体誰なのか(前後編)」を書籍化したものでし

うわさは「娯楽」

あふれる書籍や映像作品の中から、学びや気づきがほしい。そんな方のため、元県紙記者の木暮ライが、おすすめのコンテンツをプロット形式で紹介しています。 ■ うわさが5人を殺したのか?―山口連続殺人放火事件/高橋ユキ作「つけびの村」2019年9月25日に出版されたノンフィクション作品です。傍聴ライターとして活動する高橋ユキさんによるnoteのルポ記事を書籍化したものでした。 起  事件から3年後、ある雑誌の編集者が「山口連続殺人事件」について夜這い(強姦)の事実を取材して書い