舞台「セトウツミ」を観てきたんだな
映画やドラマにもなった漫画原作の
舞台「セトウツミ」
を観てまいりました。
初っ端から言いましょう。
面白かった!
これは観た方が良い!
漫画で生きていた会話の応酬が、多分、
舞台の方が
映画やドラマよりも活きている。
コントを2時間観る感じだけれど、
そこは長篇なので、
クライマックスでの話の展開は、
原作漫画も映画もドラマも見ていない人にとっては
驚きの連続
となるはず。
実はワタクシ、
漫画は読んでおらず
映画版もドラマ版も最初だけでした。
なので、なぜに舞台を観ようと思ったのか自分でもわからないのだけれど、
一番安いチケットを買ってました。
そして、
大満足しているわけです。
クライマックスでこう来たか!って思いながら。
途中は大爆笑しながら。
本当にね、メインとしては
主人公の高校生2人がずっと喋ってるだけ
なんですよ、コレ。
それも大阪の。
ワタクシ、遥か昔に関西に旅行に行って、電車に乗った時に、地元の小学生たちが話しているのが、それだけで漫才で、驚いた経験があります。
よく関西人が、普段はそんなに面白くないとか言うじゃないですか?
関東人でも、ノリツッコミが良くて、話してるだけで面白いって言う人いるんですが(元同僚女子がまさにそうでした)、
やっぱり関西人の方が多い気がするんですよね。
まあ、そんな電車の小学生たちのように、
主人公たちは川縁で毎日毎日喋ってるだけなんです。基本的には。
実はそれぞれ、悩みがあったりするんですが。それがクライマックスへの大きな要因で、なかなかの闇。
しかし、ふたりはその闇を見せずに、ツッコミ激しく話し続けます。途中、実はちょろっと言ってるんだけれど、照れ隠しのようにすぐに隠したりして。
ワタクシの通っていた高校って、遥か遥か昔ですが、ほぼほぼ男女比率 男子2/3 : 女子1/3だったんです。1クラス、男子30人、女子15人みたいな。なので、かなり多くの男子を見てたはずなんですが、
あんなにノリツッコミのいい会話は見たことがなかったなあ。
ただ、だらっだら、無駄話をしている感じはまさに瀬戸と内海。
なので、懐かしさもあるんですよねえ。
きっとね、日本の普通の高校生ってあんな感じなんですよ。きっと。
そんな普通の高校生を漫才師顔負けに演じた俳優さんが
瀬戸役
内海役
ふたりとも2.5次元舞台とかミュージカルが多いみたい。だからかな、客層が若い!それも女子だらけ。笑
ツッコミの瀬戸役の有澤樟太郎さんは兵庫出身との事ですが、内海役の牧島輝さんはなんと埼玉出身!より大変だったでしょうねえ…って感心しちゃいます。
何しろ
膨大な(ハンパない)台詞の量
+
関西弁のイントネーション
+
速いテンポ。
素晴らしかった。
拍手拍手です。
いやあ、ここのところ舞台面白いのに当たってる感じがします。
この舞台は残念ながら、上演回数が少ない!
東京・大阪は↑
あと、名古屋で1日だけ。
当日券はあるのかな?
要確認だけれど。
あと、配信もあるらしい。