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会話トピック10選!

こんにちは、
オンライン日本語教師としてフリートークを練習する際、
自然で楽しい会話にするのはとても大切ですね。

生徒さんがリラックスしながら日常会話のスキルを磨ける絶好の機会ですが、
話題が途切れてしまうことがあります。
(過去に何度もありました、生徒さんによってはなかなか話すのが苦手な生徒さんもいます。)

この記事では、フリートークで盛り上がる話題とその活用方法を具体的に
ご紹介します。

さらに、記事の最後にはフリートークのトピック例JLPTレベル別で使える文法リストも載せますので、参考にしてもらえたらと思います。


1.どうしてフリートークをするの?

フリートークは、生徒さんの練習として3つの効果があります。

  • 実践的な日本語力の向上:実際の会話を想定した練習で、勉強した文法や語彙を使う機会が増えます。

  • スピーキングに自信を持ってもらう:間違いを恐れずに話せる環境が、自信をつけるきっかけに。

  • 文化の共有:先生と生徒がお互いの文化や経験を共有することで、学習がより楽しくなる。


2.日常会話練習では…


機動戦士ガンダムが好きな生徒さんもザクについて語ったり…😄

1.生徒さんの興味に寄り添って

レベル関係なく、生徒さんが好きなテーマを選ぶと、自然に会話が弾む傾向がありました。体験レッスンのカウンセリングの時や授業をする中で
生徒さんはこんなことに興味がある』ことがあれば、覚えておきましょう。


理由を話すにはどうしても『はい、いいえ』では答えられない。

2.質問を工夫すると、回答が変わってくる

先生が質問して『はい、いいえ』で答えられる質問ではなく、

『どうして?』『たとえば?』『どう思った?』など
生徒さんが考える余地のある質問をするといい練習になります。



あえて間違いはスルー

3.言い間違いをポジティブに

フリートークは練習の場、間違いをあえて指摘しすぎず、
会話を楽しむ雰囲気を大切にすると、
生徒さんも話す時にプレッシャーを感じなくなり、よりリラックスした状態で
話す練習ができます。
⚠️しかし言わないと治りませんから、適度に伝えてあげる必要があります。

3.レベル別のおすすめ話題

⭐️初級レベル

話題例

自己紹介(名前、国、趣味)
好きな食べ物や飲み物
毎日の生活(朝、昼、夜に何をするか)
家族や友人のこと

使える文法と語彙

「~です」「~ます」などの基本的な文型
「これ」「それ」「あれ」などの指示語
「好きです」「嫌いです」などの感情表現


⭐️N4レベル:少し複雑なテーマに挑戦!

話題例

最近見た映画やドラマ
旅行先や行きたい場所
季節や天気の話

使える文法と語彙

「~たことがあります」「~てみたいです」などの経験表現
「~と思います」「~と言います」などの引用表現
「~が」「~けど」を使った簡単な接続


⭐️N3レベル:意見交換ができる話題へ

話題例

自分の国の文化や習慣
好きな日本の食べ物や場所
最近のニュースやトレンド

使える文法と語彙

「~なら」「~ば」「~たら」などの仮定表現
「~そうです」「~らしいです」などの推測や伝聞
「~だけでなく」「~も」などの強調表現


⭐️N2レベル:深掘りできるテーマ

話題例

日本と自分の国の違い
最近読んだ本や見た映画の感想
学校や仕事での経験

使える文法と語彙

「~のに」「~おかげで」などの理由表現
「~に対して」「~について」などのテーマ表現
「~とはいえ」「~ものの」などの対比表現


⭐️N1レベル:抽象的なテーマで議論を深める

話題例

社会問題(環境、教育など)
AIやテクノロジーの未来
伝統文化の継承

Hot Tips!💡
ここまでくると言語レベルというより個人の興味の問題になってくるので、
相手の興味次第という感じですね。
難しい話題は言葉はわかるけど…あまり興味がなさそうであれば控えて、ニュースや記事をもとに話した方が反応が良かったです。

経験談

使える文法と語彙

「~と言われている」「~にほかならない」などの表現
「~せざるを得ない」「~とは限らない」などの条件・制約表現
「~のではないか」「~に違いない」などの意見や推測


4.まとめ

フリートークは、生徒さんの日本語力を伸ばすために効果的な方法です。
さらに、日本語講師にとっても、生徒がよく間違える文法を知るためのいい機会だと思います。

この経験は、今後のレッスンでの伝え方にも役立ちます。
例えば、中国語話者の生徒さんだった場合
中国語で"おいしい食べ物"は

美味しい食べ物:好吃的食物 (hǎo chī de shí wù)

『的』は日本語で『の』と直訳されることが多いです。
そのため、日本語に直訳すると『おいしいの食べ物』のような表現になります。

この影響で、中国語話者の生徒さんは「おいしいの食べ物」「辛いの食べ物」
といった間違いをしてしまうことがあります。

こうした背景に中国語の影響があることを理解しておくと、生徒さんに落ち着いて説明できます。
私自身もこれを知ったとき、

「あ〜、確かにそう言ってしまう気持ちがわかるな」と思いました。

今日はフリートークのトピックについて書かせていただきました!
ここへレベル別でフリートークトピックとレベル別で使える文型をまとめた
PDFデータを用意しました!

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