本を開いて阿修羅になりたいと思った話
腕がもう数本ほしい。
複数の本を一度に見比べたい,開いた本を見ながらWordを打ち込みたい。そういうときに思ってた,
腕足りなくね??
タイピングは基本的に両手でやるものだから,当たり前だがキーボードに手を置けば本は開けない。
腕増えないかな!!
これが阿修羅になりたいと思った経緯である。
しかし,人間は不便や面倒くさいを解消すべく発展してきた過去があるわけで,やっぱりこの不便も既に対処されている。
「ブックストッパー」,これはわざわざ阿修羅にならずとも,本を開く腕となる道具だ。
ただAmazonとかで買おうとすると1,000円近くしたりする。
たっけー!!
だったら自分で作っちまおうぜ!!
ということで以下レシピ。
・DAISOのマグネットクリップ 大
・コルクコースター or フェルト
・瞬間接着剤
(計500円以内で買えるはず)
コルクコースター(or フェルト)をクリップで挟んで,ボールペンか何かでクリップをなぞるように印をつける。
印に沿って切ったあと,細く切る(説明が雑)。クリップの幅が5㎝くらいだから,4.5~4.7㎝×3~4㎜にする。ちなみに分厚いと挟む幅が狭くなるため,これも切るなり削るなり調節が必要。自分でやった時はコルクがぶ厚かったので半分にして2㎜の厚さにした。
クリップの先にコルクを接着してすぐ閉じる。クリップの閉じる力でくっつけるが,閉じるときはコルクがずれないようにゆっくりと。
コルクがずれてないか確認しつつそのまましばらく放置する。
完成。
売ってるブックストッパーは洗濯ばさみに重りがついたような感じだけど,
これはクリップ自体が重いから重りをつける必要がない。
しかも机に金属板とか入ってるとよりしっかり抑えてくれる。収納も壁とかに貼り付けとけばいいので邪魔にならない。
こうして腕の代わりが作れた。今では勢い余って3本(個)も作ってしまってある。阿修羅の怒った顔もニッコリだろう。
快適な研究ライフを送るために,こういうちょっとしたアイテムって意外に重要になる。また不便を感じたときに作ったり買ったりしたものを紹介したい。そういうものが出て来るかわからないけど。
※ちなみにシャックルと洗濯ばさみでも作れます。作り方はシャックルを洗濯ばさみの穴に通してネジ締めるだけ。実は先にこっちを作ったのですが,洗濯ばさみの開き幅が狭すぎてほとんど使っていません。