桜は暦通りじゃない?
お寺の境内の桜は、もうわずかしか残っておらず、葉っぱがだんだんと目立ってきました。
3月25日当たりが桜始開〜さくらはじめてひらく〜ですから、1週間ちょっとたったこの頃に散るのは、暦通りなんじゃなかな?と思うのは私だけでしょうか?
こちらがわが作り上げた「当たり前」と生かされている働きの〈当たり前〉がずれてきているのは、間違いありませんが、私はできるだけ従っていきたい思うのですが・・・
二十四節気はひとつ進み、清明〜せいめい〜となりました
全ての命が生き生きと、輝き個性を発揮する頃です
お経の中に、「極楽の蓮の花は、青色の花は青色に輝き、白色の花は白色に輝き・・・」と、花が自分自信を誇りに思って、咲いている様子が書かれています
これはまさに、今の陽気・様子を表している気がします
二十四節気をさらに細かくした、七十二候は、玄鳥至〜つばめきたる〜です
残念ながら、私のお寺に燕が巣を作ったことは、ないのですが、SNSなんかでは「今年も来てくれた〜!」みたいな投稿が増えて、少し羨ましいと思ってしまいます
雀もすこし、ふっくらして、いわゆるふくら雀になってきました
田んぼの準備も始まり、田おこしをするトラクターの後ろを、様々な鳥が虫を狙って降り立っています
4月は、仕切り直してまた新学期の始まりです
わたしも、長い休憩を経て、しっかりと動いていきたいと思います!