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横断組織におけるPdM業務のあれこれ <バリュージャーニー編>

こんにちは、アルファ室 プロダクトマネージャー/プランナーの石田です。
今週も、室内で行っている0→1のプロダクト新規企画の取り組みをレポートします。


プロダクトとユーザーの関係

プロダクトやサービス、大きく言えば「企業」とユーザーの関係ってどうあれば良いのでしょうか。プロダクト改善において、この疑問に向き合うことは大切だと思います。

ただ便利ならいいのか?はたまたお得ならいいのか。

わたしはそうは思いません。ユーザーの生活の課題や悩みを解消し、求める姿に近づくために、支援ができていれば、そのサービスやプロダクトはユーザーにとって「なくてはならない存在」になると想像します。

ユーザーの自己実現とは

仮に、ダイエットに悩むユーザーがいたとします。
そのユーザーは、単純に体重が減ればいいのでしょうか。そもそもなぜダイエットに悩んでいるか、なぜダイエットをしたいかを想像するといいと思います。

結局ただ痩せたいだけじゃない。

簡単に思いついたことをツリー上にしただけでも、無限に連想されます。
このユーザーをペルソナとした時は、単純に体重を減らすだけを支援するだけでは、価値としては薄っぺらい気がしてきます。

価値の提供頻度が多ければ多いほど、ユーザーとの接点が増え、1つの自己実現に対して複数の支援ができる。メリットだらけです。

そのために「ユーザー」は何を自己実現したいのかを言語化する。
それを軸に体験(ジャーニー)を描くというワークを行ってみました。
※ダイエット支援のサービスを作ってるわけじゃないですw 例です。

バリュージャーニーを描く

各自持っているプロジェクトの合間に、週に1回ワーキングを行なっています。わたし含めて4人で行なっています。

miroでフレームを作成し付箋でディスカッション

VoCの分析とKA法による整理を頭にインプットした上で、
1.ユーザーの生活においての自己実現とは?(何を目標としているか)
2.現在考えているプロダクトはそのユーザーの目標をどう支援できるか
3.ジャーニーマップを用いて、ペインの紐付け
4.付箋を使ってアイディアを書き出す
こんな流れで行いました。ただ考えるだけではなく、1つずつ整理・言語化しながら話し合うことが大切です。

あえて「カスタマージャーニー」ではなく「バリュージャーニー」と題して進めているのもポイントです。

おわりに

今週は、アルファ室の「Tenets」(価値観)にある「すべての原点はユーザーフォーカスから」これを特に意識した取り組みの事例をご紹介しました。

現在アルファ室でいっしょに働く仲間を募集しています・・!

この記事を読んで、興味を少しでもお持ちになられたら気軽にお話ししてみませんか。
アルファ室では、60事業以上を展開するDMMにおいて、ユーザーの声を元にした改善を企画・開発することに挑戦ができます。