排尿恐怖症の症状・原因・診断・克服など詳しく解説!
この記事では、排尿恐怖症の症状、原因、診断、克服など詳しく解説を行います。
1 排尿恐怖症の症状
排尿恐怖症とは、人の存在の意識により、緊張して排尿ができなくなる症状です[1]。
■当事者の声
排尿恐怖症を経験し、無事短期間で克服された方の体験談
具体的には、
・公衆トイレなどで後ろに並ばれたり、隣に人がいると排尿できない。
・職場や学校のトイレで上司や苦手な人がいると排尿できない
などの症状が挙げられます[2]。
私がカウンセリングした方の場合、外出先のトイレに人がいると排尿困難となった、などのケースがありました。
2 排尿恐怖症の医学的分類
世の中には、高い場所に対して強い恐怖心を抱く不安障害である「高所恐怖症」など、様々な恐怖症があります[3]。
排尿恐怖症は、他人(知っている人あるいは知らない人)と接する場面で必要以上に強い不安や精神的緊張をする対人恐怖症の1つとして位置づけられており[4]、他の対人恐怖症としては以下のようなものが挙げられます。
このような恐怖症は、問題点の整理から行うことが必要です[5]。
会食恐怖症… 人前での食事時に緊張し、食べ物がのどに詰まったり、口からこぼしたりするのではないかという不安感がある[6]。
電話恐怖症… 電話をかけるときやとるときを嫌悪したり恐れたりする[7]。
腹鳴恐怖症… 腹部の鳴り音に対して異常な不安や恐怖を感じる。腹鳴りが起こったときに、過剰に反応し、恥ずかしさや緊張を強く感じることが特徴です[8]。
赤面恐怖症… 人前だと顔が赤くなってしまったり、顔が赤くなっているのではないかと不安に感じる症状[9]。
発汗恐怖症… ストレス、緊張、不安など精神的な問題により恐怖を感じて発汗する症状です[10]。
3 排尿恐怖症の原因
泌尿器系の問題ではありません。他の人が近くにいるときに排尿することに不安を感じることが原因とされます[11]。トラウマ[1]なども原因として挙げられます。
私がカウンセリングした方の場合、トイレでの悪戯をきっかけとしたケースがありました。
4 排尿恐怖症の診断と克服
排尿障害の原因となる生理学的または解剖学的異常を除外でき、人の存在の意識により排尿できないと判断できる場合、排尿恐怖症と判断できます[12]。
すなわち、人の存在に関わらず自然な排尿ができるようになれば、克服と判断できます。
以上、メンタルカウンセラーの山口健太が、排尿恐怖症の症状、原因、診断についてまとめました。
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