シェア
松澤大祐
2021年10月25日 23:33
前回記載したとおり、今回はお金の流れから幕末を見てみます。▼ 江戸幕府は常に不景気徳川家康が幕府を開いた 1603年当時、幕府はとても金持ちでした。領土も広く、佐渡や伊豆の金山から金を掘り、しかも徳川家康自身も倹約家であったため、日本国中のお金が幕府に集中していました。しかし、江戸時代において産業は発展しつつも、幕府は江戸城の火事による城の修繕工事であったり、玉川上水のインフラ整備といった
2021年4月22日 23:02
サムネの旗は織田信長軍が使用していた旗印です。戦国時代の旗印と言うと、武田信玄軍の風林火山や、上杉謙信軍の毘沙門天が有名ですが、織田信長軍は「永楽通宝」と呼ばれる貨幣を旗印にしていました。織田信長は、それだけ貨幣の流通を重要視していて、何なら織田信長が天下統一目前まで成し遂げかけた強さの秘密は、その圧倒的な『経済力』です。▼ 経済観念が優れていた織田弾正忠家1550年頃、愛知県西部辺りを指
2021年4月21日 12:58
戦国時代における強さとは何でしょう?「強さ」というと、ドラゴンボール的な少年漫画好きな男性は『特に』かもしれませんが、「誰が最強か」みたいな、しょーもない論議が大好きです。最強論議は別途、記載すると思います(笑)▼ 軍事力と経済力一人ひとり個人の強さより、兵数が結局は物を言います。一騎当千という言葉にあるように、千人分の働きをする非常に優秀な一人はいるかもしれませんが、当たり前なことに兵数が