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【糖尿病】CGMをやってみた(目視所感) (2)

こんにちは。今回はCGMの結果を見た感想を書きます。
天邪鬼なことに睡眠を削っての記事です。(前回のつぶやき参照)

CGM=Continuous Glucose Monitoring:持続血糖測定というのをやってみたと前の記事で書きました。

(2020/7/19追記)
【糖尿病】CGMをやってみたは初回から以下の記述をしてきました。
本記事を読んで興味が出た方はどうぞご確認下さい。

(1) 装着感
(2) 目視所感 →本記事
(3) 他所感
(4) グラフ確認

私が装着したのは医師の診断時に結果がもらえるタイプです。
通院した時に取り外したチップを渡し、10-20分後には結果の用紙を数枚紙で貰いました。

この CGMは数分ごとに計測を行うため、もらった用紙には基本すべて時系列グラフで想定血糖値の値が表示されています。

用紙の種類は大きく二つに分かれており、一つは毎日の時系列のデータ、もう一つはそれらをまとめて平均値として出したグラフです。

私の数値結果から何が解ったかはまた別の記事で記載したいと思います。(まだ、作業できてません。)

よって、今回はこの数値グラフを見て、これいいな!これはな?って気づいた感想を記述したいと思います。

1型糖尿病に興味のない方、ここまでお読みいただきありがとうございます。ここから先は「こんなことが分かるから良かったよ、悪かったよ」という感想を細かく記載するので読み飛ばしてください。

1. 持続型インスリンの量が適正かを確認できる

24時間ずっと血糖値を測り続けるので食事をしていない時間帯の血糖値の推移を見ることができます。

この時間帯で血糖値が下がり傾向にあるのか上がり傾向にあるのか、それによって持続型インスリンの量が適正かどうかを推測することができそうです。

2. 持続型インスリンの切れる時間がわかる

最近の持続型インスリンは24時間効果があるということを謳っているものが多いです。

しかし24時間の手前で切れるというケースもあり、自分はどうなんだということを確認することができます。

私の場合は、持続型インスリンを打つ1時間前ぐらい血糖値の上昇が見られます。24時間よりも前に切れてそうです。

次の通院時にはより長く効く持続型インスリンへの変更を依頼する予定です。(本当はSAPしたいです)

3. 超速攻型・速攻型の量が適正かを確認できる

超速攻型・速効型は食事や間食などを食べる直前に打つものですが、食事量・食事内容によって打つ単位を変えています。

この注射量が打ち過ぎたり足りなかったりすると、食後の血糖値にその結果が現れてきます。

4. 無自覚の低血糖の有無に気づくことができる

無自覚の低血糖は、夜間の低血糖など低血糖である時間帯を長く経験すると発生しやすいものです。

結果、この低血糖の状態に気づかぬまま放置されることが低血糖昏睡などの危険につながります。

5. 間食の問題に気づける

私はこの病気になってから食への執着が非常に強くなっており、今でも間食が大好きです。

この間食がいかにコントロールを難しくしているかに気づけました。

6. 正確性は・・・ね

グラフの縦軸は推定血糖値ですが、350ぐらいまでしかありません。
このCGMでは血糖値と違う値(間質グルコース値)を計測し、血糖値に変換して表示をしています。

この変換の精度は正常値付近が最も高く、正常値から外れるほど精度が下がります。
多分、これが理由で350より上は表示しないようになっています。

7. おわりに

私は色々な事に気づけました。SMBG(日に数回の自己測定)ではわからない事に気づけます。その点についてはおススメです。が、気にするべきポイントもあると感じました。次回はそれを記事にしたいと思います。

時々刻々とかわるグラフを見て、ちゃんと血糖値って推移してるんだなぁと身体のはたらきについて驚きと感謝を感じました。

すけ

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スケとうだら
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