診断書出た。
連休明け、出勤予定だったが、前日の休日出勤時に不安感がひどくなり、その日のうちに次の日の出勤を辞退したいと連絡があった。
心療内科クリニック受診をするとのこと。
クリニック受診し、一ヶ月の診断書が出た。
本人は自分の病状について、自分の意思で治ると思っている様子。
適応障害について調べたり、経験談を読んだりしたかと問うてみた。
「何で読まなきゃならないの!?」と、目付き鋭く返してきた。
「病気だから、病状の理解が必要だと思ったから。」と返した。
どう伝えたらよいのか?
難しい。
「理解はしてるけど、納得してない。」と、休職することについても話す。
休む必要性がないと言い放つ。
どう説明したらいいか分からないでいる。
主治医の説明はわかりやすかった。
「最初の一週間は仕事の事ばかり考える。最後の一週間は復帰の事ばかり考える。ホントになにも考えないでいられるのは真ん中の二週間だけど、それで気持ちが楽になるはずだと。」
それが自分に重ねて考えられないらしい。
そんなに必要ないといきり立つ。
「今はダムの水が半分しかないから、ダムの内側の壁の石のごつごつがはっきりみえているけれど、水が溜まってくればみえなくなって、楽になるはずだと。」(少しニュアンスが違うが、そのように理解した。)
水はエネルギーなのだと思うが。
自分が適応障害であることを受け入れられない人も居るという。
受け入れられなくても、治療は出来るとも思うが、経験知のある主治医の治療方針に沿わないと、治癒が遅くなる気がして、不安になる。
休職中は独り暮らしをやめて、実家で過ごすように言われたが、それも絶対嫌だと言う。
主治医は自殺を心配しているとはっきり伝えてきた。
家族としても、なるべく目の届く所で過ごしてもらいたいのだが、無理そうだ。
本人の「困る人なんて居ない。」と言う非情な言葉に親の切ない思いは伝わらない。
息子を信じて、独り暮らしは受け入れ、つらいお言葉が届いたらすぐに駆けつけられるようにしていくしかない。