自己紹介と農業をはじめるにあたっての思い
こんにちは、福岡でいちご農家を目指すしんじろうです。農家を目指して、日々動いております。
ちょっと自己紹介
前は契約社員として働いており、昨年の12月に契約期間満了となったため転職活動はせずに、就農活動(?)にいそしんでおります。
ちなみに前職は某観光情報サイトのインターネット掲載の新規営業として活動していました。なので、役所の観光課とか観光にまつわる施設によく出入りをしては掲載の提案が主な仕事でした。
そのなかでも特に観光農園に営業に行く機会が多く、農家さんとの関わりをよく持っていて、経営者さんや従業員さんの姿を見てきました。
農業を目指そうと思った大きな理由は、その姿をみて自分でも農業をやってみたいと思ったことがとても大きいです。
さて、改めての自己紹介となりましたが、そのような経緯で現在は無職状態となっております。
最近ふと感じたこと
無職なのでゆっくりできるかと思いきや、どの研修を受けるかの情報収集や申込み書類の作成、農地探しや資材探しなど、なにかしらやることに追われる毎日を過ごしています。(働いていた頃よりもかなりゆるくですけども)
そんな毎日を過ごすうちに、ふと感じたことのですが、それは
農業を始めるにも、まあまあ営業能力が必要だ
ということです。
自分が理想とする農家になるためには、事前の下調べがかなり大事です。
例えば、販売の視点をみたときにJAの活用をメインとするのか、直販にするのか、観光農園にするのか。など、ある程度の選択肢を持てるほどの情報を持っていない限り、進むべき道を決めることが難しいと思います。
さらに、道を決めた後も誰かに教えてもらわないとなかなか難しいので、結局ある程度の交渉が必要になる場面がよくあります。
もちろん、ネットでも収納に関する情報はたくさん流れていますが、いいも悪いもごった煮状態で、正直そこだけでこれからの将来を決めていくのはなかなか至難の業でしょう。
農業始めるときと営業とで共通する大事な姿勢
農業は、始める人ごとに、きっかけやバックグラウンドや条件が全く異なるので、一般的にこうなったらいいよねって話が全く通用しないものです。
やはり、自分が農業を始めたいエリアの農家さんや、役所などの関係期間とある程度の関係を築き、自分が納得する決断ができるまで情報を探し続ける姿勢が必要です。
この考え方は、営業でも全くと言っていいほど同じで、よりよい営業活動をするためには、情報を収集して自分にとってもっとも効果のあるやり方を探していく、選んでいくことが大事になります。
僕の場合は、農業に関わる人たちへの営業をしていたこともあって、関係者へのアプローチ方法とかはなんとなく分かりますし、むしろ忙しいくらいが無職感もなくて楽しくやれてはいます。だから、今は前職の延長線上にいるような気持ちです。
農業を始めたいという気持ちがあれば、諦めてほしくない
いろいろと話を聞く中では、人間関係に疲れたので自分のペースで仕事をしたいという理由で農業を始めようとする話をよく聞きます。そしてこの動機で始める方は少なくはないようです。
僕としては、全国的に農家さんが減っているという事実のなかで、どんな理由であれ農業を始めたいと思ったその気持ちそのものがかなり大事だと思っています。その最初の炎が消えれば、いくら農地や研修制度があってもほぼ意味がありません。
だから、これから農業を始めたいと思う人の小さな炎が少しでも大きくなるように、できるだけ負担に感じることが小さくなるように、これからは自分が営業していた頃の考え方や具体的なやり方もすこし共有させてもらいたいと思います。
農業を開始してしまえば、そのあとはある程度自分のペースで仕事ができるはずです。せっかくやりたいという思いがあるならば一緒にやるだけやってみましょう。
このnoteもなんだかんだで1ヶ月以上は続けられて、コメントなどももらえて、もう満足感はすごいです。
でも、これから一緒に苦楽を共有できる仲間が1人でも多く増えることを願ってもっと続けたいと思います。
改めてよろしくお願いします。