なぜ体組成計を使うとダイエットに成功しやすくなるのか

ビジネスでも、No measure, No management(計測なしのマネジメントなんてありえない)という言葉がありますが、これはダイエットや体調改善も同じだと思います。

計測しなければ目標も立てられないし、自分が目標からどれくらい離れた位置にいるかも知ることができません。

なら体重計でも良いのでは?という声が聞こえてきそうですが、体組成計を購入することを強くオススメしています。

体組成計をオススメする理由

体重計は重さしか測れません。
減量が目的ならそれでもよさそうなのですが、体重が減っているだけでは、脂肪と筋肉のどちらが減ったのかわかりません。

中長期的に減量をするには、脂肪を減らしつつ、基礎代謝をあげるための筋肉を増やすのが理想です。
もし体重減少が筋肉減によるものだった場合むしろ逆効果になりえます。

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そこで、体重の増減だけでなく脂肪や筋肉の増減まで把握できる体組成計をオススメしているわけです。

実際、体重だけでなく体脂肪率も見えると、
「もうちょい筋トレ増やしてみようかな?」とか
「もうちょい食べてもよさそう」
といった改善案が自然に出てきます。
それだけでもやはり計測は目標達成に好影響なのがわかります。

どんな体組成計を買えばよいか

メーカー比較などはやったことがありませんが、それなりに日本で実績のあるメーカーのものが良いのではないかと思います。

体組成計はユーザーからは計測の信頼性などが確認しづらいので、中にはそこまで精度が高くないものなどもあるのではないかと想像するからです。
また、人種によって体格や体組成も違う可能性があるので(これは私の勝手な想像です)、日本人で実績があるものが良いのではと考えています。

他にも、スマホ連動のものを断然オススメします。
手で記録するのは面倒ですし、続きません。
スマホ連動だと勝手にスマホアプリに記録してくれますので、非常に楽です。
体組成計は1日単位での増減より、あとから週単位などでの推移を見返すのが大事なので、手で記録するのが面倒な方は迷わずスマホ連動のモデルを選びましょう。

そして、一番大事なのが上半身も計測できるモデルであることです。
体組成計は体に微弱な電流を流してその抵抗値(厳密には抵抗値だけではないのですが割愛)で体脂肪率を計測します。
電気を通さない体脂肪と、電気を良く通す筋肉などの比率によって抵抗値が変わるしくみを利用しているわけです。
つまり、足にしか電極がないモデルではどう頑張っても足しか測れないのです。
ですが、手にも電極を握るタイプであれば、手と手の間、右手右足、右手左足、といった具合に、胸より上を除くかなり広い範囲を計測できるのです。

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私が買ったのはこのモデルです。

他に迷ったモデルとしてはこれもありました。

計測できる数値がタニタのモデルのほうが多そうだったのでそちらを買いました。
ただ、使ってみた感想としては全身と部位別の体脂肪率しか見ていないので、どちらでもよかったような気もします。

使い方

体組成計の計測の仕組みは、両手両足の電極から微弱な電流を流して抵抗値のような値(正確にはインピーダンス)を計測し、体組成を"推測"するというものです。
なぜ推測かというと、体を組成するのは筋肉と脂肪だけではなく、骨や水分なども含み、それらの割合によっても値が変わってくるからです。

そこで、体組成計では、今日の値ではなく、継続して測り続けたときの傾向が重要です。
体重と体脂肪率がそれぞれ減少傾向なのか?増加傾向なのか?
これらを見続けることが重要で、一日単位の増減に一喜一憂するのはあまり意味がありません。

また、水分量などが影響するため、毎日寝起きに計測するのがオススメです。
私は毎朝水を飲む前にトイレに行って、その直後に計測しています。
それで毎日計測したグラフがこんな感じです。

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3日間連続で体脂肪率(黄色い折れ線)が増加してるところとかありますよね。笑
そういう細かい変化を気にせず、傾向として減っていくことを目指しながら、食生活や運動習慣の改善を行っていくのが体組成計の良い使い方だと思います。

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dkim
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