日雇い看護師始めました。コロナ心配です。
前回の退職エントリはこちら。
転職失敗
訪問看護を退職した後、すぐに仲介業者から連絡があり一週間ほどで今度は婦人科クリニックに就職しました。
正直かなり焦っていました。早く就職決めなくちゃ安定しない。
この時、単発派遣にも登録していたので別に背水の陣と言うわけではなかったのですが、とにかく次を早く決めたかった。それが良くなかったです。
焦りは本当に判断力を鈍らせる。次のパート先も1週間、勤務日数にして2日で退職をする形となりました。気分は最悪。勤務先にもご迷惑をおかけしました。
就職して、研修どころか業務の説明もなく慣れない仕事でストレスがかかってしまったのも早期退職を考えた理由の一つですが、一番の理由は常勤の看護師が以前パワハラで辞めた理由の原因となった看護師とそっくりだったこと。言葉遣いから仕草や態度まで全部。一気に血の気が引きました。
勤務3日目の通勤中に倒れ救急搬送。その日のうちにクビです。そりゃそうだ。向こうは何にも理由なんて知りませんものね。
退職に関しては仲介業者が全面的に退職処理をしてくれたので私は療養することができました。一応、退職理由に上記事項を伝えているのですが、勤務先まで伝わっているかは不明です。
そんなこんなで休職復帰後2度の就職は完全に失敗に終わりました。得るものはなく、ただただに書くものを増やしただけ。焦りは本当に良くないなと身をもって痛感した出来事でした。
現在の状況
日雇いバイト、日雇い派遣と称される形態で看護師をしています。業務内容としては巡回検診の採血、血圧の測定、巡回予防接種の打ち方、老人ホーム、デイサービスの利用者の管理、たまにクリニックに行ったりです。
幸い採血がそこまで下手ではなかったのでこの1か月はほとんど採血をしていました。健診協会はほぼパートと派遣でもっているようなものらしく、また、今年はコロナで健診がずれ込んだのもあってそれなりに潤沢に仕事がありました。ただ、冬が来て健診も閑散期。そろそろ老人ホームやデイサービスに仕事をシフトしていく次期かなあと考えています。あとはコロナ関連の業務ですが、慣れない事務仕事。できるかどうかは不安です。
日雇い派遣看護師の良いところ
人間関係に縛られない。
勤務日にいまいち合わないなと思う人がいてもその日だけ我慢をすればいいので気持ちが楽。今までに相性の悪い人に当たったことはないですが、正直人間関係構築に難がある私には毎日結構リラックスした状態で仕事をしています。
もちろん新しいところに行くという緊張感はありますが、人間関係のことを考えなくていいのはとても気楽です。
健診は早く終わる。
ほとんどの派遣の仕事が定時一杯まで拘束ですが、健診バイトは早く終われば帰らせてくれるところもあります。また、健診バイト自体の終了時間が早めに設定されているところも多い。残業がない、拘束時間が短いと言うのはとても嬉しい。
たまに、設営、撤収の準備をしなくちゃいけないところもありますが、派遣の場合大概帰してくれました。
早く終わった時は仕事量に対してお給料が良い
健診バイトは時給ではなく日給の場合が多いです。会社を選べば午前中採血だけで1万円を超えることもあります。拘束時間が長ければそれだけもらえるお金も増えますが、毎日長く働くと疲れてしまうので週に1回くらいは日給が高めで早く帰ることができるところを選んで仕事をしています。疲れすぎないし、適度に家のことも片付けられるのでワークライフバランスが取れてきているなと感じます。
定時で帰れる。
派遣で仕事をしているのでとにかく定時で帰ってほしいというスタンスのところが多いです。有料老人ホームやデイサービスは時給制が多く、残業代を支払いたくないという点から定時であがらせてくれるところがほとんどでした。
定時で帰れないのは訪問入浴くらい。健診バイトに至っては前述の通り早く帰らせてくれるところも多く、仕事の後の私生活が充実しています。
心配事
やっぱりコロナで派遣の仕事が少なくなっているのが現状のよう。冬場はもともと健診バイトもないから、有料老人ホームやデイサービスにシフトしていかなくちゃいけないんだろうなあなどと考えています。
それでも、緊急事態宣言が再度出たりしたら、正規雇用者以外の就業を認めないとか条件もでたりするのかなとか、デイサービスや巡回入浴も急を要する活動じゃないしそういう仕事も減るのかなとか考え込んでしまうと不安で仕方がない。
最近は求人情報にかじりついてしまい、休みの時も仕事のことを考えているようであまり状況としては良くないかなあと思っています。派遣生活も1か月目を終え、軌道に乗せたいけれど状況がそうさせてくれない。できることなら仕事の供給をもう少し安定させたい。
この先、このままの形態で続けていくのかも不安。派遣の仕事をしたことで行く先々でいろんな人に出会いました。
私より若いのにパートで週2、そのほかの派遣で週3働いている人。定年過ぎても週5派遣で働いているおばあちゃん。昔から単発派遣一本のおばさん。扶養内で今は焦らずに働いているというお姉さん。
それぞれ人生の形があって、それに合わせて仕事をしてお給料をもらっているわけだけど、私はまだ自分に合った仕事の形を見つけられたわけではないです。ばりばり働きたかったという未練もある。若いからまだ稼ぎたいと言う欲もある。でも、今のように心穏やかに暮らせればそれはそれでいいんじゃないかという本質がある。
そういうことを一つ一つ整理する時間が休職期間中にあった気がするけれど、仕事をしてみないと実感できない部分も多く、今不安になりながらこれからどうするかについて考えています。