【広報隊企画】はてにゃん。わらしべ長者 第二弾(後編)
前回に引き続き、
はてにゃん。わらしべ長者企画のお時間です!
今回は、社会人学生の松田さんが用意してくださった交換物の発表もあります!
前編に続いて、
後編の最後までどうぞご覧ください(^^)♪
ものの見方を変えたきっかけの品物
広報隊 )
松田さんは、山本俊一郎学長の猫の置物を
何と交換したいですか。
松田さん)
2つあります!
①聴診器
(イヤーピース(耳に当たるところ)は新品と交換)
②携帯用カレイドスコープ(万華鏡)
この 2 つです。
広報隊 )
なぜこちらを選択したのですか?
松田さん)
2 つを選んだ理由は、ものの見方を変えることができるからです。
様々な音を聴かせてくれた『聴診器』
①聴診器は、仕事上で患者様の様々な『音』を聴取してきましたが、対象が『人間』でなく ても、『自然』とか『道路』とか『電車』の振動音とか、『音』又は『振動』があれば、なん でも、活用することができます。
広報隊 )
なるほど。松田さんは人以外で何の音を
聞かれたことがありますか?
松田さん)
私は、木の水を吸い上げる音を聞きました。屋久島で千年以上の樹齢の『音』を 聞いたとき(音に高低があるのです)屋久杉が一生懸命、根からの水分を吸い上げて、木全 体に行き渡らせるために生きているのだなって感じました。
また、ハムスターの心音とか、 妊娠した犬の赤ちゃんの心音とか聞くと『小さいのにすごいな』と小さい生き物に対する尊 敬の念が生まれました。
まったく違う世界が見える『カレイドスコープ』
広報隊 )
では、②携帯用カレイドスコープ(万華鏡)は
どのような理由ですか?
松田さん)
20 年以上前に購入したので確かではないですが、大好きな文房具屋さん巡りで、 見つけた品物だと思います。きっと次の方がこの万華鏡の中をのぞくと、いつもの世界が、 まったく違うものになると思います。そのような気持ちを味わっていただくため、選択しま した!
広報隊 )
そうなのですね。この万華鏡で
思い出に残っている景色などありますか?
松田さん)
京都の「藤森神社」の紫陽花を見に行った時です。この万華鏡で紫陽花をのぞい たら、視野一面に紫陽花の花が広がって見えました!
広報隊 )
紫陽花ですか!
お花を視野一面に見られるなんて...とてもきれいですね!
松田さん)
はい。その時すでに私は看護師で、当直明けに神社に行ったものだから、紫陽花 が何十にも見えた画像はいまだ脳裏に焼き付いています。当直後の疲労困憊した私には、衝撃でした。この万華鏡は、そのような瞬間を作ってくれる道具です。
物にこもった物語が伝わればいい
広報隊 )
最終的にどのようなものに変わると思いますか?
松田さん)
わかりませんが、このような企画の趣旨と交換された『物』のエピソードや物語 が、もらった人に伝われば、この企画は成功ですね。
【メッセージ】貪欲に知識を身につけてほしい
広報隊 )
最後に松田さんから
同じ大経大生に向けてメッセージをお願いします。
松田さん)
「学びたい」と思うのに、時間・場所・年齢は関係ありません。いくつになって も「学び」のサポートをしていただけるのが大経大です。大経大の学生のうちに、サポート してくれる先生やお友達を作ってください。そして自分の信念をもって、「道理貫天地」の精神で頑張ってください。
広報隊 )
メッセージありがとうございました。
ご協力いただきまして有難うございました。
【広報隊より】
社会人として働きながら学ぶ社会人学生さんからお話を聞いたのは、今回が初めてだった ので緊張しましたが、貴重なお話が聞けて良かったです! 「学びたい」気持ちに時間と場所と年齢は関係ないというメッセージが特に印象に残りました。
交換物に、これまでの人生で松田さんのものの見方を変えてくれた品物を選択してくださったので、次回の交換者の方にもぜひ使っていただきたいと思います。次は、皆さんのもとにバ トンが繋がるかもしれません!お楽しみに(^^)/
~ はてにゃん。ゴジツダン ~
取材を終えて松田さんから、かわいい猫の置物をいただけたことに感謝の言葉をいただき ました!
家にはいろいろな置物がある中で、猫の置物は招き猫ぐらいしかなく、かわいらしい猫が増えてすでに家の中で存在感を発揮しているとのことです!^^
取材・記事: 三宅佳織(学生広報隊)