YouTubeを見る5つの動機と記憶に残る広告の条件 グーグル調査
Google日本法人のグーグルは、日本におけるYouTubeの利用実態を探るため「YouTube オーディエンスリサーチ」を実施しました。ここでは今日におけるYouTubeの利用者はどういう人なのか、どういう動機で利用しているのかを、消費者パネル(インテージ「i-SSP」)のログ分析とオンラインサーベイ、定性調査で明らかにしています。
いつYouTubeを見ている?
18~65歳男女におけるYouTube視聴の現状について、最初に視聴オケージョン(生活の中のどのような場面で視聴しているか)を尋ねたところ、利用率の高いトップ3は「夜自宅でくつろいでいるとき」「日中自宅でくつろいでいるとき」「就寝前」でした。室内での落ち着いた場面で好きな動画に没頭できる環境が好まれていることが分かります。平日で最も多かったのは「夜自宅でくつろいでいるとき」(46%)、休日で最も多かったのは「日中自宅でくつろいでいるとき」(51%)でした。
何がきっかけでYouTubeを見ている?
YouTube視聴のきっかけで最も多いのは「習慣的な利用」(45%)ですが、「気になる芸能人や著名人がいたとき」(21%)や「気になる商品・サービスがあったとき」(15%)、「事件やニュースがあったとき」(11%)といった回答も目立ちます。「YouTubeはGoogleに次ぐ検索エンジン」とよくいわれますが、そうしたニーズは確かに存在するようです。
なぜYouTubeを見ている?
YouTubeを利用する理由として最も多いのは「暇つぶし」(34%)ですが、2位以下には「娯楽」(32%)、「楽しいから」(24%)、「自分の趣味に合うコンテンツがあるから」(22%)といった積極的な理由が続きました。新しい情報の入手や情報探索も重要な利用理由として挙がっています。
YouTubeで誰が何を見ている?
視聴ジャンルは多岐にわたります。アーティスト・音楽家のライブや楽曲、クリエイター動画、お笑いなどは特に人気がありますが、視聴傾向は性年代によって大きく異なります。
また、YouTube利用者の79.5%が、特定のジャンルに関して他のメディアでなくYouTubeでしか見ないと回答しています。好きな動画を選んで見られることやいつでも見たい動画を検索できることなどがその理由のようです。