【祝🎊オリックスCS突破】試合前と試合終了間際にほっこりした話。
きのう、ほっこりする出来事がありました。
夕方、娘と駅前のイタリアンで早めのディナーをしたときのこと。会計しようとレジに伝票を持って行くと、店員のおねえさんからこう言われたんです。
「きょうは勝てるといいですね」
おそらく、娘が着ていたウインドブレーカーに目が留まったのでしょう。
オリックスの球団ロゴがあしらわれた、妻のお古に。
そう、おねえさんは僕たちがオリックスファンの親子だと考え、声をかけたのです。つまり……、
「きょう(のCS第4戦)は勝てるといいですね」
ってこと。
あの不人気だったオリックスが、こんな風に応援してもらえるとは……。しかも、面識のないおねえさんから思いもよらないタイミングで。
野球に興味のない娘はすーんとしていましたが、僕には伝わりましたよ。ありがとうございます!
さあ、その試合がこちら。
オリックス・バファローズ!
昨年に続き、サヨナラ劇での日本シリーズ進出!
おりほーーーーーーーーーー🎉🎉🍾🍾
この試合中にも、ほっこりする場面がありました。
ベンチで手を合わせて祈っているのは、6年目の24歳・山﨑颯一郎投手。9回裏、中川選手のサヨナラ打が出る直前の様子です。
どうして祈っているのか。
それは3番手として登板した7回表、2点リードの場面でデスパイネ選手に痛恨の同点弾を浴びてしまったからです。
今季、豪腕リリーフとして覚醒した山﨑投手。8月末に一軍昇格すると、155km/h、156km/h、157km/h……と自己最速を次々と更新し、大逆転でのリーグ連覇に貢献しました。
その進化はCSでも止まることなく、きのうは遂に球団初となる160km/hをマーク!
デスパイネ選手に打たれたのは、その2球後のことでした。外角高めの157km/hが弾丸ライナーでレフトスタンドへ。
カウントは1-2と追い込んでいたあの状況&相手は一発のある外国人選手。変化球の方がよかったのでは……。あるいはもっとコースに気を付けていたら……。山﨑投手にはそんな後悔があったかもしれません。
だからこそ。
(頼む、頼む、決めてくれー!)
山﨑投手って、ヒリヒリと緊迫した場面でもハツラツと投げるんですよ。気合充実、自信満々、強気の力勝負。
そんな投手があんなに祈るものだから、なんかほっこりと笑
それにしても、驚きの成長曲線だなあ。
入団する前のストレートは140km/h台。
3年目にトミー・ジョン手術を受け、長いリハビリ。
5年目、一軍デビューしたときのMAXは152km/h。
で、6年目に160km/h。
吹田の主婦、どうなっているんだ……。