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【'グリーンモンスター(葛)との戦い![放棄地再生vol.2]】

 さて、どうにかこうにか約100坪の農作放棄地の上物(ウワモノ・雑草)をサロンパスを貼りながら除去できました。
 

薄茶色に見えているものが'葛'です。これが草刈り機泣かせの強者でした、、。

 '葛'と言えば、秋の七草にも入っていたり、昔の人たちは里山で栽培し様々なものに加工し重宝されていたとの事ですが、高度経済成長期における土地開発等で、むやみやたらに土を村に運んで来た際に一緒に引っ付いてきた産物だとも言われています。 

空き地や雑木地、道路沿いのガードレールや柵に繁殖しているのを見かけますよね。


切っても切っても節からクローン再生するゾンビみたいな生き物です。アメリカなどでは'グリーンモンスター'と呼び厳しい規制をかけ繁殖を制御しています。

 この段階で畑を再生することが出来ず、諦めている農家さんも多くいらっしゃるように感じました。
 私の場合、たまたまw後援会長が工建業を生業とされてましたので、重機で根こそぎ除去してみることにしました。

特殊な爪で土を起こしながら葛や竹などをむしり取ります。


後援会長曰く「100坪くらいの畑なら半日でいけるやろ」と言ってましたが、葛の除去に手間取り1日を要しました。(2トンダンプ5杯の葛!。)

 

ある程度除去できたので最後に耕運機が出入りできる坂道も作ってくれました。

 さて、この作業をサラッとできる農作放棄者がどれだけいるでしょうか?
 時間とお金は、どこにでも誰にでもあるわけないですよね。
 好きで放棄している人なんていないと思います。個別のケースにしっかりと耳を貸し、必要な手助けをすることも重要だと思います。。


何十年も生息していたであろうモンスター、。もはや鎌では切れません。要ノコギリレベルです。


地球と綱引きしてみたい方は是非どうぞw

 まだまだ続く、耕作放棄地の再生計画シリーズです。

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