マーケティングはいらない
前提として「マーケティングそのものが不必要」ということではありません。
マーケティングをする専門の部署が必要ではない、ということです。
マーケターからは冗談じゃないと言われそうですが、マーケターが不必要ということでもありません。
何が言いたいのかは以下にまとめます。
マーケティングの立ち位置
商売の原理原則として
商品を売る(商売人)→商品を買う(消費者)
これは誰でもわかると思いますが、
情報多過・供給多過の現代では商品を並べただけではモノが売れる時代ではなくなりました。
よって、市場分析や情報提供をする必要が高まったということです。
そこで必要になったのがECサイトなどの担当をするWebマーケターやSEOマーケター、B2Bマーケティングなどです。
しかし、〇〇マーケティング、〇〇マーケターがあまりに多くてよくわからないし、それってマーケター?って職をよく見かけます。
〇〇マーケティングって私が見かけただけでもとりあえず10職以上あります。SEOマーケティング、コンテンツマーケティング、Webマーケティング、ブランドマーケティング、B2Bマーケティング・・・
正直「で?」ってなります。
そういえばマーケティングコンサルタントって職もありますね。
〇〇マーケティング、〇〇マーケターが多すぎる
SEOマーケティングとWebライティングの違い
Webマーケティングとインサイドセールスの違い(セールスが出てきているww)
セールス職の不人気が招いたものなのか、マーケティングという文言でSEOにかけて募集をかけているのか、そこら辺は明確ではありませんが、共感していただけるのではないかと思います。
マーケティング部署の不必要の意味
マーケターを必要とする会社はそれぞれです。
しかし共通しているのは「自社の商品」もしくは「自社で取り扱っている商品」を売るための施策作りです。
そのため
・セールス職
・広報・PR
どちらかの部署と日々連携を取りやすくするために併設することが良いことではないかと思っています。
マーケティング部署を単独で作ったとしても、卓上での意見交換でしかない状況をよく目の当たりにしているからです。
私が現在所属している会社では、特に求人(採用)に力を注いでいるのですが、同じようなことが起きています。
普通こんなことはありえないのですが、
・マーケティングをして早く採用をしろ
→コンテンツマーケティング、SNS広告、SEOマーケティング、ブランドマーケティング・・・施策を提案しましたが「そんな採用は認めない」と弾き返される(グチってぽくなってすいませんが現実ですw)
一気通貫で部署も隔たりもないのですが、上長のみ(経営者)独立して偏見の見方をしていることも原因としてはあります。
経営陣が一人ということも、殿様経営となってしまって他人の意見を取り入れないこともそうかもしれませんね。
要は、市場調査・市場分析によって得られた情報を活かすことができなければ、私たちの仕事は否定されますし、結果が伴いません。
もちろん、「私たちのいうことを聞けば成長する」ほどビジネスの世界が簡単なことではありませんが、それぞれ分業の良さを効率よく回すことが必要となってきます。
マーケティングの重要性
冒頭でもありましたとおり、商品を並べただけではモノが売れる時代ではなくなりました。
マーケティングはどの事業でも必要だ、ということです。
しかし企業によっては予算や人件費の問題によってマーケター専門人材を確保することは難しいこともあるでしょう。
その場合、できることといえば
すでにいる人材でマーケティング活動をする
ということです。
・ホームページの見直し
・ECサイトのSEO対策
・求人票の見直し・・・などなど
やれることはたくさんあるはずですし、それぞれが意識を持って向き合うことです。
できることから一つ一つやっていきましょう。