ナイトクラブで床屋とイベントをした話～PART2～
お疲れ様です！
▼前回の記事はコチラ▼
ナイトクラブで床屋とイベントをした話～PART1～
今回はイベント実施まで流れを書いていこうと思います！
1.企画書を作成
前回行きつけの床屋のスタイリスト（副社長）にイベントのお話をしてからすぐに企画書を作成しました。
この手の企画書を書いたことがない僕はネットの情報を頼りに
「スポンサー 企画書」「協賛 企画書」「イベント 企画書」
などの検索から調べました。
概要は下記になります▼
〇会社概要/自身のビジョン/
イベントの目的とゴール
→ビジョンに関しては結構考えました。
ナイトクラブを通じて何を実現させたいか？
床屋の実現したい世界観とマッチする部分はあるか？
（ここは予め副社長にヒアリングして落とし込み）
結果自身のビジョンである
「企業とエンタメを繋ぐ架け橋になりナイトクラブの発展に寄与する」
床屋（以下クライアント）の
「床屋を通じて''人の出会い,,"まちづくり,,をおこなう」
この部分に共通点があると感じ
「異なる文化を繋げ''まちづくり,,と地元名古屋を盛り上げる」
～LINK TO CULTURE～
という言葉をコンセプトにしました。
〇ナイトクラブの概要
→ここはビジネスとして企業の広告スペースになり得るか？
を常に念頭において作成。
クラブの入客推移、属性、過去の協賛業種の例
を基に記載。
〇''ナイトクラブ,,と''BARBER,,の親和性
入客が多かったとしても来店するであろうターゲットに刺さらないと意味がない。
そこで近年のBARBERブームの火付け役が''ラッパー,,
であるというムーブメントも踏まえて
HIPHOPのジャンルに特化したイベントを行うことにしました。
〇PVの構成案
テキストやPOPだけではイベントの内容が伝わりづらいと判断し
PVの作成を提案しました。
いくつかパターンを用意し
①ブランドムービー
（店の紹介や、クラブで実際に髪を切っているシーンを中心とした構成）
②コンテンツムービー
3分前後のストーリー調を提案。
クライアント（床屋）のビジョンのひとつであった''出会い,,に焦点を当て、
’’クラブに来店した男女が床屋を通じて出会いを演出する,,をコンセプトにおいて提案
〇イベントスケジュールと今後の流れ
撮影スケジュール～実施までの決定事項などを
記載。
〇イベントコンテンツの確認
クラブのどこで髪を切るのか、フロアの見取り図を作成し可視化。
上記のような流れで作成しました。
2.社長にご提案
作成後、副社長から社長に企画書を渡して頂きました。
「ぜひ詳しい話を聞いてみたい」
ということで、後日顔合わせを行うことに。
結論実施する方向で動くことになりました。
決定した要因としては
・企画書の構成が良かった（信頼につながった）
・PVの構成に共感できた（②のパターンで決定）
・ナイトクラブの知名度や集客力
上記が要因となりました。
無事に決まったのはよかったものの今後イベントをしていくうえで課題となったとのは
提案金額についてでした。
プロモーションの予算に関してはほぼクライアントに出して頂きました。
もともとイベントに対して前向きな企業であったこととイベントを通じて規模を拡大されていたので
そこにはためらいはなかったと考えます。
我々はディレクションをしたり、PVの作成代行で
絵コンテや構成も行うので一部を手数料という形で頂きました。
しかしながらどのくらいのパーセンテージが適切なのかの判断がつかず
（相場では20～30％ほどらしい）
のちに広告代理店の方にお話しすると
’’もっと最適な提案金額があったのでは？,,と
アドバイスを頂きました。
ここが自分の甘さでまだまだこの事業を''副業,,と無意識に捉えていたのかもしれません。
自分が経営者な以上、適正価格をしっかり見極めるべきだったとも思いました。
ただ企業勤めの場合の契約とは比較にならないぐらいの達成感があったのは覚えています。
〇主な提案内容の内訳
・イベントディレクション費
・PV制作費
・アフタームービー制作費（イベント当日）
・カメラマン撮影日（イベント当日）
3.PV制作
構成が決まったところでPVの作成に入りました。
これも初めての作業でまずは絵コンテと香盤表の作成を行いました。
絵コンテは自分のチームに居たデザインの専門学生の子にお願いしました。
撮影はストーリー調でカット数が多いこともあり
約12時間の撮影時間がかかりました。
▼完成したＰＶがコチラ▼
https://www.youtube.com/watch?v=7kGt2vZ3pVQ
クライントの社員さんにはただSNSに上げるだけでなく、このイベントで実現したいことや''想い,,を伝えるようお願いしました。
さすがに完成したときは感動しました。
自分たちの作品が世にリリースされたという感じでした….
さて次回はイベント当日～後日談までを書いていきます！
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