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「絶対におかしい!」Better Bossになろう!Weekly Pickup(63)
数年前から、小中学生の学習支援ボランティアグループで活動しています。
先日、あるシニアボランティアが、ひとりの中学生を出入り禁止にすることを提案しました。
主な理由は「他の子どもの迷惑になるから」「小学生時代からその子供が全く改善しない」という2点です。
そのボランティアは「今まで色々な子供がいたが、こんなに改善しない子供は初めてだ、これはボランティアの対応する範疇ではない」と強調していました。
そこから始まったのは「私の経験では…」というみなさんの経験談義。
ボランティアグループには、学生など若手もたくさんいるのですが、人生経験が短い彼らは、この流れになると発言できなくなってしまいます。
人間の多様性から発生した現象を、ひとりの人間の経験だけで正誤つけられたらたまりませんよね!
幸い、問題のある子供の出禁は回避されましたが、同じようなことが、日常的に日本のあちこちで起きているのだと実感させられた出来事でした。
それは、自分の目指すダイバーシティ&インクルージョンの推進が、いかに困難かという現実と、同時にその重要性を強く示しています。
だから、これからも一歩一歩やっていくしかない!がんばります!
さて、Twitterで毎日発信中の「Better Bossになろう!」今週のピックアップは「絶対におかしい!」です。
#BetterBossになろう
— カワムラ@DIVERSE TOKYO (@TokyoDiverse) December 2, 2022
(467)~Twitterコメントより
ダメ例🤢
これは絶対におかしい!
改善例🙂
ここが~なので整合性が無いと思うけど、
君はどう思う?
ちゃんと「根拠」を示さなくては。#言い方
「自分がルールだ!」という意識の上司は、しょっちゅうこんな発言をしますよね。
そんなときは、「すみません、どうして絶対ダメなのか分からないので教えてください」と聞いてみてください。
そして、その根拠が「自分の経験では…」の場合は、こうやって返答してみてください。
「そうなんですか、それはいつの時代も通用する最強の方法なんですね、スゴイ!」と。(棒読み可)
そのあなたの発言は、上司に「本当にそうかな?」という小さな不安の種を落とすでしょう。
それが「上司がアップデートするきっかけになる」と、私は信じたいと思います。
ぜひお試しください!
今日は前置きが長かったので、本編は超あっさり仕上げ。みなさま師走の体調管理、どうぞぬかりなく!
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